おとり部屋(ダッチワイフがいた部屋)から断片化された遅効性ウイルスを送る。
警察がそれを突き止めるがおとりだと発覚。
警察がおとり部屋のコンピュータから逆探知し、ナナオが実際にいる部屋を突き止める。
逃走するナナオを逮捕。
つまり、ナナオは最初から「笑い男」として逮捕されるつもりで犯行を行なっていた。
理由は不明だが、反権力の象徴として歴史に名を残すため?
ナナオが送信したウイルスを少佐は再度確認。
発症はSPだと推察。
ウィルスには、総監を襲撃するようプログラムされている。
SPが総監を襲撃、少佐とパズで制圧。
少佐がそのSPの脳をチェックしたところ、ウイルスをコピーしている人間を発見。
この時ナナオは既に消されているので、ナナオ以外の誰かがこの事件に関わってきていることになる。
ナナオが送信したウィルスはSPの暗号変換コードにのみ感染するタイプだったが、指揮官を制圧した後にSP以外の不特定多数の者が次々と総監を襲撃し始める。
後の取り調べによると、彼らに洗脳や電脳汚染などの形跡はなし。
犯人同士、示し合わせたわけでもなく宗教的な繋がりもない。
「笑い男」と目されていたナナオ=Aの組み上げたウイルスによる同時多発電脳汚染。
「笑い男事件」は複数犯によるもので、ナナオは犯行グループ内で何らかのトラブルにより殺された。
特捜本部は「笑い男事件」の操作状況に新たな進展が見られたということで、引き続き捜査を続行していく。
荒巻と少佐が入院中の大堂警視総監を訪ねる。
荒巻は「公安9課は今後笑い男事件の真相を究明すべく独自の捜査を開始する」と告げる。
これは事実上警察への宣戦布告。
わざわざ総監に告げたのは、9課の独自調査を知って警察上層部が新たな動きを見せることを期待してか?
作中何度も、公安9課と警察が別組織であることをシーンに盛り込んでいたのはここへの伏線か?
荒巻は、「笑い男」にあたる犯人は存在せず、今回の一連の事件はあくまでオリジナルなきコピーが生み出した現象であると推理する。
「笑い男」にオリジナルがいないとすれば、総監を襲撃したSPと有線したとき、彼の脳を覗いていた人物は誰なのか?
(ナナオは既に死んでいた。)
少佐は荒巻の推理には納得していない。
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