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攻殻機動隊Stand Alone Complex 第7話「偶像崇拝」解説

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ネタバレ注意!

第7話は「笑い男事件」から一旦離れて、「ゴースト」の解説回となっている。

第6話解説を見る

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公式サイト

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ゴースト

人間の意識、無意識、魂、霊魂などの概念の総称。

極限まで義体化、電脳化した後に残るアイデンティティ。

"これ"と定義できるものではない。 

少佐はしばしば、直感を「ゴーストがささやく」と表現する。

マルセロ・ジャーティ

ジャーキーではなく、ジャーティ。

ジェノマという国の民主革命を指導した英雄。

現ジェノマ人民軍顧問。

モデルはおそらくチェ・ゲバラ。

ほぼ5ヶ月に一度の周期で来日。

麻薬王の顔もあり、当局も目をつけていたが、外事第1課ではマルセロの国内での動きを把握できていない。

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外事第1課とは?

恐らく警察庁警備局外事情報部第一係のこと。

現代にも存在する。

9課への依頼

マルセロが頻繁に入国する理由を調査してほしい。

麻薬取引の線も濃厚だが、電脳麻薬が主流の日本が、天然物を扱うマルセロにとっておいしい市場だとも思えない。

バトーは課長に暗殺を持ちかけるが、外務省からの横槍で、無傷で帰さないといけないとのこと。

 

 

NEW PORT HOTELにて

日本国内の電脳麻薬を取り仕切る功綸会幹部の権藤とマルセロが密会。

そこへ新浜県警が権藤目当てに登場。

ここでマルセロが県警に捕まると今回の任務が遂行できないので、荒巻は少佐にマルセロを逃せと命令。

9課が超法規的存在であることが改めて分かる。

アジトにて

逃走したマルセロを追跡し、アジトを突き止めた少佐、トグサ、バトーらは個別に別ルートから突入。

それぞれがマルセロを制圧、なんとマルセロは複数存在していた。

少佐がさらにアジトを探索すると、「ゴーストダビング装置」を発見。

ゴーストダビング

この時代の人間のアイデンティティである「ゴースト」を複製する技術。

違法となっているはずだが、作中言及はない。

ゴーストダビングすると普通、複製元の人間は死ぬ。

マルセロは3回まで耐えた。

真相

マルセロはとっくに死んでいた。

功綸会がマルセロのゴーストダビングを行い(理由は不明)、その過程で死なせてしまった。

麻薬組織などからの報復が怖くなった功綸会は、本国に気づかれないようにさらなるダビングを繰り返した。

→複数のマルセロが誕生。

複数のマルセロ同士で記憶の並列化が必要となり、頻繁に来日するようになる。

ラストシーン

マルセロの乗った飛行機が飛び立つのを見送る少佐とバトー。

 

バトー「英雄が人形だって分かったら、信じてついてきている国民はどうなるんだ?」

少佐「機能しない名ばかりの英雄よりも、夢を語り続ける人形の方がいくらかましでしょ?」

 

サイボーグの少佐が自分にあてた励ましの言葉だとも取れる。

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