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ふしぎの海のナディア 全話感想

公式動画

なし

基本情報

原作:ジュール・ヴェルヌ(原案)

制作:東宝・KORAD

監督: 庵野秀明

放送:1990年4月~1991年4月

公式サイトふしぎの海のナディア | NHKアニメワールド

 

OP「ブルーウォーター」森川美穂

森川美穂オフィシャルブログ「い~い加減♪♪」Powered by Ameba

ブルーウォーター

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ブルーウォーター (21st century ver.)

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  • アーティスト: 森川美穂,来生えつこ,西脇辰弥,星勝
  • 出版社/メーカー: ティームエンタテインメント
  • 発売日: 2007/02/21
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ED「Yes, I will...」森川美穂

Yes! I Will・・・(21st century ver.)

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感想

1990年(平成2年)から約1年、39回にわたって放送された長編アニメ。

監督は「新世紀エヴァンゲリオン」「シン・ゴジラ」の庵野秀明。

2017年に改めて見ると、無駄に長いわ、世界観が割れているわ、ギャグは古臭くて笑えないわ、作画も萌えないわでかなりしんどい思いをさせられる。

一方で、「エヴァンゲリオン」を知っている現代の我々だからこそ、本作がより深く楽しめるのではないかと再確認できた。

 

序盤は使い古された少年少女の冒険譚のように見えるが、徐々に物語は膨らみ始め、何やらSFチックな匂いが。

途中で何度か冒険物に戻ってしまうが(ここが退屈だが踏ん張りどころ)、そこを抜けると唐突に庵野秀明的な、あるいはエヴァンゲリオン的な世界観に誘われる。

詳しくは見てのお楽しみ。

 

ネット上では、ナディアとエヴァの共通点の考察や、エヴァがナディアの続編なのではないかという推理も盛んなようである。

個人的には、ナディアとエヴァを〈続編〉や〈パラレルワールド〉として表面的に捉えるのではなく、作者(監督)である庵野秀明氏による主題の再構築であると捉えればすっきりするのではないかと思う。

庵野監督は、ナディアで本当はもっと深く掘り下げたかったができなかったことを、エヴァと言う作品で花開かせたのではないだろうか?

純文学で言うと、三島由紀夫が「仮面の告白」を書いた後に「禁色」で再度ゲイの主人公の物語を書いたように。

だからといって「禁色」が「仮面の告白」の続編とは言えないし、文学ファンならそんな安易な結びつけはしない。

ナディアとエヴァもこれと同じことではないだろうか?

こうしてナディアという作品を、”エヴァ越し”(あるいは庵野越し)に見ることによって、より本作への理解は深まるのではないかと思う。

純文学作品はこうやって読まれることが多く、作者もそれを期待して書いている節があるが、アニメはなかなかそういった文脈の視聴はされないので、誤解を招いているのかもしれない。

 

もちろん、そんなことを考えずにただただジャンとナディアの冒険や、作品世界の広がりを楽しめればそれで良いのだが。

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原作

海底二万里〈上〉 (新潮文庫)

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海底二万里〈下〉 (新潮文庫)

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ふしぎの海のナディア(3)

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