ネタバレ注意!
この第9話で「笑い男」事件のこれまでの流れを総括している。
「チャットルーム」は電脳からアバターを使ってフルダイブするもの。
発言者と観客に分けられているらしい。
これまでは9課=政府筋からの「笑い男事件」へのアプローチだったが、ここで一度民間人サイドからこの事件について再アプローチさせ、視聴者に重層的な事件への理解を促す試みか?
では再度「笑い男事件」をおさらいしてみよう。
6年前(2024年)に起こったセラノゲノミクス社社長脅迫事件。
テレビカメラの前でセラノ社長に銃を突きつけた。
ジャパン・マイクロ・インダストリー、佐川電子、薩摩メディテックス、ナノプラント社、マイテル社などが「笑い男」から脅迫を受ける。
その後、株価の下落が懸念された被害企業に対し、公的資金の導入が決定すると同時に「笑い男」は犯行終結宣言を出し、ネットの闇に消えた。
犯行終結宣言から6年間鳴りを潜めていた「笑い男」が、「インターセプター事件」の記者会見中、刑事部長の電脳をハッキングし、彼の口を借りて警視総監の暗殺予告を行う。
警視総監を警護するSPに高性能ウィルスを送り、警視総監暗殺を決行。
ただし、会見時の暗殺予告はナナオがやったのではない。
警察はそのことを伏せていたのだが、チャットルームの"ベビー・ルース"という人物(緑のジャージを着たおどおどした男)がナナオの登録サーバーに潜ったところ、彼がシミュレーションした計画が残っていたが、その中に総監暗殺の計画がないことに気づいた。
発端となった「セラノゲノミクス社社長誘拐、脅迫事件」、「連続企業脅迫事件」、6年後の「警視総監暗殺予告」「警視総監襲撃事件」(SP以外の)が全て同一犯によるものなのか、それとも複数犯の仕業か?
あるいは全て異なる犯人が単独で起こした事件なのか?だとしたら動機は?
その謎をこれから追いかけていく。
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