*ネタバレ注意
本編は映画「Taxi Driver」のオマージュ。
- 1976年公開
- 監督:マーティン・スコセッシ
- 主演:ロバート・デニーロ
今回の主人公。
第4次非核大戦を戦った招慰戦闘サイボーグ。優秀なパイロットだったらしい。
戦地で悪質な性病に感染し、下半身を喪失した(後半、バトーのセリフから)。
会社勤めの傍ら、身体を鍛え社会悪を根絶するためにテロ活動を行う…という妄想を抱いているが、風俗で騙されて店長に簡単にボコられるほど実は弱い。
マスコミに特に不信感を抱いているが、腕を買われ、そのマスコミを牛耳る片倉の専属パイロットを務める。
1999年9月に東京が核攻撃された後に起こった世界大戦。
最新兵器の実験場、多国籍企業の見本市と言われた。
2024年、アジア連合の勝利に終わった。
3大ネットワークの会長。
連合与党の代表クラスや、各省庁の高級官僚の電脳や儀体のパテントを牛耳る多国籍企業の幹部連に顔が効く。
ラストで片倉がいつも乗るヘリに少佐が搭乗するが、片倉も捜査対象だったのか、詳しくは不明。
本編とは関係ないので覚える必要はない。
招慰難民居住区を狙った連続爆破事件が発生。
「個別主義者」を名乗る犯行グループから、アジア系招慰難民の国外退去を求める犯行声明があった。
少佐はそちらの内偵のために高級コールガールに扮装しているようだが、詳細は不明。
事件の実行犯は宜野の同僚である三澤陽一。
9課は宜野の電脳も洗ったようだが、今回の連続爆破事件とは無関係だと断定。
また、脳内に描くテロ計画は彼の妄想に過ぎないとして見過ごした。
招慰難民を自立させるために解放するべきだという思想を持つもの。
本作のキーワードでもあるので覚えておきたい。
今回の話は分かり辛いが、後半に向けて「招慰難民」や、「個別主義者」というワードを早めに視聴者に印象付けたかったのだろう。
後に効いてくる伏線や、深い主題は見当たらない。
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