なし
https://www.marv.jp/special/schooldays-anime/
2007年7月~9月
原作 - オーバーフロー
監督 - 元永慶太郎
シリーズ構成 - 上江洲誠
キャラクターデザイン、総作画監督 - ごとうじゅんじ
プロップデザイン - 岩畑剛一
美術監督 - 河野次郎、鈴木恵美
色彩設計 - 鈴城るみ子
撮影監督 - 沢直人
編集 - 櫻井崇
音響監督 - 蝦名恭範
音楽 - 大久保薫
プロデューサー - 伊藤誠、後藤政則、小池克実
アニメーション制作 - ティー・エヌ・ケー
製作 - School Days製作委員会
伊藤 誠:平川大輔
西園寺 世界:河原木志穂
桂 言葉:岡嶋妙
清浦 刹那:井本恵子
黒田 光:田中涼子
甘露寺 七海:たかはし智秋
加藤 乙女:永見はるか
小渕 みなみ:栗林みな実
森 来実:祭田絵理
小泉 夏美:古原奈々
こちらを参照。
「最強の鬱アニメ」と紹介されていて見てみたのだが、終わってから激しく後悔した。
中盤まではまあわりとよくあるタイプのクズ主人公ものだと思っていたが、回を重ねるごとに誠(主人公)のクズっぷりがどんどんエスカレートしていき、嫌悪感が増幅されていく。
ちなみに、クズといっても「デスノート」のようなダークヒーロー系のそれではなく、ただただ嫌悪感しか起こらないガチクズ。
女性はもちろん男性から見ても共感したり憧れる要素はほぼ皆無で、コメント付きの動画サイトなどでは誠が出ているシーンは「誠死ね」というコメントで溢れかえっているのだとか。
鬱展開に加え、最終話ではかなり残虐なシーンが出てくるので、苦手な人は絶対に見ないほうがいい。
とは言え、冷静になって思い返してみると人物造形やストーリーの盛り上がり方などは見事。
その帰結として誠が最後に〈ネタバレ〉されるのはまあ当然と言えば当然だし、闇落ちした言葉(ことのは:ヒロインの名前)が〈ネタバレとかネタバレ〉するのもやはり自然な決着かなと思えてくる。
後味は最高に悪いけど、作品としての完成度は相当高いと思う。
後は視聴者に耐性があるかどうかの問題。
余談だが、本作最終話の放送直前に残虐な事件が起こり、その影響で最終話が放送されず打ち切りになった事は有名。
その際にボートの映像が流れ、大混乱の中海外の掲示板で誰かが放った「Nice Boat」という一言が大流行し、この打ち切り劇が「ナイスボート事件」と呼ばれるようになった。
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