10年代
一言で言えば、人気アイドル声優を集めただけの金満ハーレムアニメ。ハーレム展開も中途半端だし、ストーリーもぐだぐだ。
世界観はよくできていたが、結局何を見せたかったのかが分からなかった。近未来の世界も、ロボットバトルも、群衆のパニックも、友情ドラマも、時間ループも、どれも中途半端で既視感がある。
後半までは第1シーズン同様いい感じで進んでいたが、ラスト2話で完全に崩壊した。
中学生プロ棋士が主人公の将棋アニメ。 背景がどこか懐かしいタッチで、アニメ的表現もユニーク。 過度な描写がほとんどないので老若男女誰でも安心して観られる。
売れない漫画家の女子高生が腕を上げるべく、同業者たちが住むアパートに引っ越し、漫画スキル向上のため奮闘するという日常コメディ。
アンドロイドが実用化された近未来。 寿命を迎えたアンドロイドを回収する業者に勤める主人公の物語。 てっきり社会派アニメかと思いきや、中盤から「to Loveる」をマイルドにしたような青春恋愛ものにシフトチェンジ。
第1クールはまだ見応えがあったが、第2クールになって人物はより薄っぺらく、ストーリーはより早送り感が増し、世界観は狭さが目立ち、設定は都合良くなった気がする。
一言で言えば、ガンダムと真っ正面から戦って惨敗した作品。 火星VS地球、宇宙戦争、ロボット対戦、政治、謀略、恋愛……とガンダム要素満載だが、変に言い訳したり逃げ道を作っていないところがいさぎよい。
京都アニメーション制作の弓道部もの。 京アニといえば「けいおん!」「響けユーフォニウム」「涼宮はるひの憂鬱」など部活もので有名。
一言で言えば暑苦しい。 少年たちに漫画を通じて友情や勇気、愛を教えてあげるという昭和くさい主題がプンプンする。
異世界ものだが、ゴブリン殺しに固執するゴブリンスレイヤーに焦点を当てた物語。 狭い視点で世界を切り取ることで逆にその奥の広がりを予感させる。 本作の見所はまずゴブリンたちの造詣。
「思春期症候群」という病気にかかった男女に起こる超常現象的な出来事の謎を追っていく内容。
アメコミ的な世界観の近未来刑事もの。 作画もいいし世界観やガジェットも秀逸。 音楽も格好いい。
ど直球異世界転生ものだがそれほど悪くもなく、かといって特筆すべきところもなく。
1993年~94年に放送された円谷プロの特撮もの「電光超人グリッドマン」を原作とした作品。 出だしは懐かしさと現代性があいまっていい感じのスタート。
ロシア人ハーフの幼女と元自衛官のロリコンメイド(女性)がおりなす日常コメディ。
NYのストリートギャングと、ひょんなことから彼らに関わることとなった日本人の友情を描いた物語。 原作は80年代に連載され人気を博したそうで、作画はやや古め。
ロリキャラに辟易しながらも見始めたらとても良く出来ていてびっくりした。 主題は生命賛歌。 生命の美しさ、強さ、醜さ、汚さ、神々しさを作品で表現しようとしている。
小説原作の大学スポーツもの。 キャラも設定も全てがテンプレすぎて既視感しかなく、あまりにも退屈で9話切り。 まるで70年代のテレビドラマのような感じがした。
いわゆるハーレム、俺TUEEもの。 世界観はよくできていると思ったが、主人公があまりにもチートすぎて6話でもう観る気をなくした。 そういうのに目がない人か、いわゆる俺TUEE作品を一度味わってみたいという暇な人にだけオススメ。
少女漫画が原作の学園日常ラブコメ。 不良の主人公と学校一の秀才ヒロインというありがちな設定だが、キャラが秀逸で心理描写も細かいので十分楽しめた。
どこにでもあるニートの異世界転生ものかと思いきや、かなり見応えのある異世界ファンタジーアニメだった。 いわゆるタイムリープものだが、「シュタゲ(Steins;Gate)」ほど込み入ってはおらず、タイムリープがひとつのガジェットになっているだけなので物…
人体の中で働く細胞たちを擬人化した作品。 人体について楽しみながら勉強できるアカデミックな作品かと思いきや、キャラが強いのと、説明文が一瞬で流れてしまって読めないのとで全然勉強にはならなかった。
能力バトルもの路線ではじまったかと思えば、気がつけば単なるハーレム日常ものになっていた。
大学のダイビングサークルのおバカな日常を描いたハイテンションギャグアニメ。 ひたすらテンションが高く下ネタも満載なのだが、最後までどこか爽やか。
戦前の帝都東京を舞台としたアクションホラー。 独特な世界観に期待しつつも、どこか歯切れの悪い展開にイライラした。
最初、本作をシュタゲの続編だと思って観たのだが、そのせいで内容を掴み損ねてしまった。 シュタゲゼロはあくまでシュタゲ(1)のラストに向かって進むいわばサイドストーリー的な存在。
通学路に待ち受ける様々な試練を描いたギャグ作品。 基本的にはハイテンションギャグアニメなのだが、エロや無駄に掘り下げた心理描写などが作品に深みを与えている気がする。
構成、謎解き、衒学、恋愛、アクション、全てがいい意味でライトな秀作。
異世界、ハーレム、ニートの主人公が魔王、と胸焼けがしそうな内容だが、意外と面白かった。