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2016年10月~12月
監督:山本沙代
シリーズ構成:山本沙代
ネーム・脚本原案・キャラクター原案:久保ミツロウ
キャラクターデザイン:平松禎史
音楽:梅林太郎/松司馬拓
音楽プロデューサー:冨永恵介
フィギュアスケート振付:宮本賢二
勝生勇利:豊永利行
ヴィクトル・ニキフォロフ:諏訪部順一
ユーリ・プリセツキー:内山昂輝
オタベック・アルティン:細谷佳正
キ・グァンホン:本城雄太郎
クリストフ・ジャコメッティ:安元洋貴
ジャン・ジャック・ルロワ:宮野真守
ピチット・チュラノン:小野賢章
ミケーレ・クリスピーノ:前野智昭
南健次郎:村瀬歩
リ・スンギル:野島健児
西郡豪:福山潤
ありそうでなかった本格フィギアスケートアニメ。
美しい作画とジブリアニメを彷彿とさせる柔らかいタッチの背景が世界観を引き立てる。
スケートシーンも一切手を抜かず、全て元フィギアスケーターの宮本賢二氏が振り付けを担当し、迫力満点のクオリティとなっている。
そのせいか、プロの選手にファンも多く、2016年世界女王メドベデワ選手はツイッターでコスプレを披露。
My first cosplay on Yuri!!OnIce. Don't judge strictly. pic.twitter.com/IRsh2LTSmC
— Evgenia Medvedeva (@JannyMedvedeva) 2016年10月27日
作中随所に見られる男子選手の半裸、全裸シーンや、ヴィクトルと勇利の絡みなどは完全に腐女子狙いだろう。
そっちの気のあるご婦人はかなり楽しめるはず。
また、そうでない女性も男性も普通に観て面白いと思えるはず。
フィギアの基本ルールや大会の仕組みの説明もあり、初心者にも優しい。
主人公は勝生勇利だが、他のキャラもしっかりと個性的に描かれており、群像劇に近い。
スケートシーンも全員均等に配分されていて、どれも手抜きがない。
自分の推しを見つけて応援してもらおうとする狙いだろうか?
第十話のEDのみ絵が違う。
本編とリンクし、選手たちのスマホに入った画像からへんてこなダンスバトルの描写という現代的な表現が秀逸。
最後にビクトルが勇利のコーチになった理由が瞬間が分かるので必見。
最終話では織田信成やステファン・ランビエールなどが登場(声も本人)。
ランビエールのアフレコの感想はこちらから。
アニメのクオリティはもちろん、実在のスケーター、現役王者、振り付け師までも巻き込んで大いに盛り上がった、間違いなく2016年の神アニメである。
続編も匂わせている。
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