2016年10月~12月
監督:清水健一
原作:雨瀬シオリ
副監督:牛嶋新一郎
シリーズ構成:横谷昌宏
キャラクターデザイン・総作画監督:筱雅律
アクション作画監督:菅野芳弘
設定協力:嶋謙一、翁長くみこ、中尾高之、桜井邦彦、針場裕子、金錦樹、今野亜希子、岡郁美、阿部純子
美術監督:西倉力
色彩設計:中嶋音夢
撮影監督:井上洋志
3DCG監督:長浜裕樹
特殊効果監修:谷口久美子
編集:木村佳史子
オフライン編集助手:塚常真理子
音響監督:小泉紀介
音響効果:山谷尚人
録音:天野龍洋
録音助手:甲斐裕子
音楽:高梨康治
タイトルロゴデザイン:草野剛デザイン事務所
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント、マッドハウス
企画制作協力:テレコム・アニメーションフィルム
祇園健次:千葉翔也
石清水澄明:安達勇人
赤山濯也:細谷佳正
八王子睦:逢坂良太
大原野越吾:小野賢章
江文 優:村田太志
賀茂雷太:庄司将之
松尾年乃助:小松史法
Lenny code fiction Official Website
Lenny code fictionをAmazonでチェックする
アニメ史上初(らしい)ラグビーもの。
ルールが難しいとされるラグビーの基本から丁寧に解説しつつ話が進んでいくので、初心者には嬉しい。
団体スポーツものの鬼門として登場人物の描き分けがあるが、比較的最初の段階からしっかりとそれぞれのキャラの個性が際だっていて、頭に入りやすい。
舞台は高校だが、学校生活そのものはあまり描かれず、部活シーン中心に話は進んでいく。
恋愛要素は少なくとも第1クールには全くなく、スポーツをしっかり描いて欲しいという方にはおすすめ。
ただ、全体的に古いという印象は否めない。
まず主人公の設定。
体格的なハンデを持つ主人公が周囲を見返すためにただがむしゃらに何かに打ち込むという、80年代、90年代の漫画やアニメのような主人公像。
30代以上にはどこか懐かしくて好感が持てるだろうが、10代、20代には古くさく感じるのではないだろうか?
できれば「黒子のバスケ」の黒子テツヤや、「ユーリ on Ice」の勝生勇利のような現代的な新しい主人公像を打ち立ててほしかった。
また、弱小ラグビー部、無気力な顧問、謎多き鬼コーチ、ライバル校との因縁といった設定もさんざん手垢がついたものであり、正直2016年にこの設定を採用する意味がよくわからない。
とはいえ、さすがに「スポ魂」ものではなく、現代的、科学的なトレーニングをしっかり行っている点は今どきだと思う。
分かりやすい主人公、分かりやすい設定を好む人にはおすすめ。
All Out!! コミックセット (モーニングKC) [マーケットプレイスセット]
- 作者: 雨瀬シオリ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/04/23
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
Kindle Unlimitedをチェックする
【Amazon.co.jp限定】ALL OUT!! 第1巻 (初回限定版)(雨瀬先生描き下ろし全巻収納BOX引換シリアルコード付き) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
- 発売日: 2017/01/25
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る