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2014年10月~2015年3月
監督:水島努
シリーズ構成:横手美智子
アニメーションキャラクターデザイン:関口可奈味
美術監督:竹田悠介/垣堺司
色彩設計:井上佳津枝
3D監督:菅生和也
撮影監督:梶原幸代
特殊効果:加藤千恵
編集:高橋歩
音楽:浜口史郎
音楽制作:イマジン
プロデュース:インフィニット
宮森あおい:木村珠莉
安原絵麻:佳村はるか
坂木しずか:千菅春香
藤堂美沙:髙野麻美
今井みどり:大和田仁美
本田豊:西地修哉
落合達也:松岡禎丞
矢野エリカ:山岡ゆり
高梨太郎:吉野裕行
小笠原綸子:茅野愛衣
渡辺隼:松風雅也
興津由佳:中原麻衣
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奥井雅美 official website -makusonia-
高校のアニメ同好会に所属する5人の友達がそれぞれアニメ業界に進み、夢と現実のギャップに悩みながら働いていく業界もの群像劇。
登場人物は多いが、慣れるまで肩書や人物名を画面に出してくれるので、覚えやすい。
ストーリーは、アニメ業界の裏側をかなりリアルに描いていると思われる。
アニメ的なデフォルメは当然あるが、荒唐無稽な展開はほぼ皆無。
ドロドロの政治や、派閥争い、足の引っ張り合いなどを期待すると肩透かしを食らうかも。
主人公は制作部の宮森あおいだが、彼女以外の主要な登場人物ほぼ全てにしっかりと焦点が当てられ、人物像の掘り下げやアニメ業界に進んだ動機などが丁寧に描かれている。
ある意味、主要登場人物全員が主人公と言ってもよく、それぞれにちゃんと見せ場も用意されている。
そのためか、展開に停滞感や中だるみがなく、最後までテンポよく進んでいく感じがした。
作画は多少萌えよりだが、人物描写にリアリティがあるため、それぞれが本当にアニメ業界に存在する人のように思えてくる。
少なくともテンプレ的に人物を設定し、ストーリー上都合よく配置した感じはなかった。
このような日常もの、仕事ものだとどうしても盛り上がりを欠いてしまう傾向があるが、本作は山場山場に意外なアクションシーンも加えられていて、ハラハラドキドキの展開も楽しめた。
木下監督が単身夜鷹書房に乗り込むシーンは必見。
人間の描き方とアニメ的なデフォルメのバランスが絶妙な傑作。
アニメが苦手だったり、アニメ業界に興味がなくても十分に楽しめるはず。
蛇足だが、主人公宮森の絶妙にダサイ仕事服がなんかかわいかった。
なお、「白箱」とは、制作会社が納品の際、最初に関係者に渡す白い箱に入ったビデオテープのことを言うのだとか。
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