ネタバレ注意!笑い男の正体について書いてます。
電脳閉殻障患者が自立を目指して働く施設。
作中の施設は法務省管轄で、補助金が出ていると思われる。
ここから厚生労働省のデータベースにハッキングがあった。
電脳と相性が良すぎることで発症する重度の依存症のようなもの。
電脳を介し、ネット上で特定の相手に固執したり、逆に電脳世界に引きこもったりする。
また、電脳世界に対して驚くほど適性を発揮する場合もある。
厚生労働省は最高機密を盗み見されたにも関わらず被害届を出していない。
→不自然。
被害届が出ていないので警察は動かない。
しかし9課の権限で踏み込むわけにもいかない。
→トグサを研修生として送り込み潜入捜査。
トグサが押している車椅子に座っている少年が笑い男。
彼がこの施設から厚生省のデータベースにハッキングした。
施設では、団長またはアオイと呼ばれている。
恐らくトグサの電脳にあらかじめ攻性防壁を仕掛けておいた。
マルタは身代わり防壁をつけていなかったから、攻性防壁にモロにやられた。
さて、第11話でもっとも不可解なのは、トグサが戦っていたはずのアームスーツのボディガードが、なぜか石像になっていること。
また、所長に頭をぶん殴られて大量に出血していたはずのトグサだが、少佐が踏み込んだときにはその血だまりは消えている。
しかも少佐は「おい、起きろ!」と、まるでトグサが昼寝でもしているかのようなリアクション。
そして攻性防壁にやられて失神しているはずの所長もいない…
実はトグサが見ていたのは擬似記憶、この施設に入った時からトグサが見ていたものはアオイによって作られた記憶だったのである。
その証拠に彼が回復してから描いたアオイの似顔絵は、あの「笑い男」のイラストだった。
実はトグサの記憶が擬似記憶であるという伏線は随所に貼られていた。
誰もいないのに勝手に動くブランコ
無人の受付(かといって機械化もされていない)
天井の不自然な石像
閑散とした廊下
不自然なカット(トグサのどアップからの急な場面転換)
その他、BGMも含めて、攻殻らしくない演出がかなり多い。
あえてそうすることで、擬似記憶によって混乱させられたトグサの心理状態を表現しているのだと思われる。
トグサが倒れ、少佐とバトーが突入した直後、一瞬また施設内の様子が描かれるが、人が多く、談笑していたり走り回ったりとワイワイガヤガヤ賑やかな様子が描かれている。
こちらが本来の施設内の様子なのだろう。
トグサ救出後、少佐の服装が少し変わり、下にジーンズを履くようになった。
理由は不明。
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