『すべてがFになる』(森 博嗣):講談社文庫|講談社BOOK倶楽部
2015年10月~12月
原作:森博嗣『すべてがFになる』
監督:神戸守
シリーズ構成:大野敏哉
キャラクター原案:浅野いにお
キャラクターデザイン・総作画監督:奥田佳子
プロップデザイン:宮川治雄
研究所デザイン:長澤真
美術監督:甲斐政俊
色彩設計:ホカリカナコ
撮影監督:荻原健
3D監督:福田陽
編集:瀬山武司
音響監督:清水勝則
音楽:川井憲次
音楽プロデューサー:佐野弘明
チーフプロデューサー:松崎容子、横山朱子
プロデューサー:岡安由夏、丹羽将己
アニメーションプロデューサー:大松裕
アニメーション制作:A-1 Pictures
製作:「すべてがFになる」製作委員会(フジテレビジョン、アニプレックス、関西テレビ放送、京楽産業ホールディングス、電通)
犀川 創平:加瀬康之
西之園 萌絵:種﨑敦美
真賀田 四季:木戸衣吹
真賀田 四季:甲斐田裕子
真賀田 未来:甲斐田裕子
山根 幸宏:鈴木達央
諏訪野:長克巳
浜中 深志:村田太志
儀同 世津子:堀江由衣
国枝 桃子:桑島法子
原作は96年刊行だが、内容はむしろ現代に即しているといえる。
実は96年頃私は本格ミステリファンで、綾辻行人、有栖川ありす、二階堂黎人、京極夏彦などを読み漁っていたのだが、森博嗣の本作も読んだ記憶がある。
ただ当時はインターネットがまだ普及しておらず、家庭にパソコンがないのも当たり前だったため、トリックがよく理解できなかった。
そういった意味で本作は相当先に進んでいたのだろう。
現代で本作のトリックが理解できない人は多分いないと思う。
余談だが、90年代のいわゆる新本格ムーブメントは、オカルトやグロテスクな表現、過剰な衒学趣味とセットになっており、そんな中森博嗣はかなり異彩を放っていたと記憶している。
作画にややクセがあり、それが原作ファンにどう捉えられるかはわからない。原作を読んだことのない人なら特に問題はないと思う。
改めて観ると、やれやれ系主人公やハーレム要素など、後のラノベテンプレートの萌芽が見え隠れする。
その点も早すぎたと言えるかもしれない。
あるいは本作(原作)が後のラノベに影響を与えたのだろうか?
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