「ゴブリンスレイヤー」/ Goblin Slayer公式 (@GoblinSlayer_GA) / Twitter
2018年10月~12月
スタッフ 原作:蝸牛くも(GA文庫/SBクリエイティブ刊)
キャラクター原案:神無月昇
監督:尾崎隆晴
シリーズ構成・脚本:倉田英之
脚本:黒田洋介
キャラクターデザイン:永吉隆志
音楽:末廣健一郎
アニメーション制作:WHITE FOX
ゴブリンスレイヤー:梅原裕一郎
女神官:小倉唯
妖精弓手:東山奈央
牛飼娘:井口裕香
受付嬢:内田真礼
鉱人道士:中村悠一
蜥蜴僧侶:杉田智和
魔女:日笠陽子
槍使い:松岡禎丞
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異世界ものだが、ゴブリン殺しに固執するゴブリンスレイヤーに焦点を当てた物語。
狭い視点で世界を切り取ることで逆にその奥の広がりを予感させる。
本作の見所はまずゴブリンたちの造詣。
「ゴブリン学」といってもいいほど詳細に彼らの習性が描写されており、かなり生々しい。
そのゴブリンたちの習性を熟知し、逆手にとって次々と狩っていく主人公・ゴブリンスレイヤー。
主人公に自己投影や感情移入するというよりは、主人公を頼りにしながら一緒に物語りを進んでいくタイプの作品。
問題は表現の残酷性。
第1話からいきなり陵辱シーンが出てきて正直かなりきつかった。
その他近年のアニメではトップクラスの残酷シーンのオンパレード(それでも原作よりはマイルドにしてあるようだが)で、苦手な人は絶対にやめた方がいい。
ただ、残虐表現はゴブリンスレイヤーの人物造形や過去、ゴブリンスレイヤーとなった動機に絶対必要な要素であり、「BANANAFISH」のような変な趣味性やうんざりするほどの繰り返しはなく、緩急はつけてある。
その必然性が視聴者に「逃げるな」「刮目せよ」と強く語りかけてき、まるで魔法にかかったようにこの作品から逃げられなくなってしまう。
実際、毎週毎週ため息をつきながら観ていたのだが、途中で切るという選択肢は最後までなかった。
その分視聴後はアニメ鑑賞で味わったことのない開放感に包まれた。
視聴に苦痛を伴うという意味では「エヴァンゲリオン」に近いのかもしれない。
気合いを入れて最後まで観る価値はある。
https://viewer-trial.bookwalker.jp/03/15/viewer.html?cid=f3332c85-d78a-4c38-8faa-c4e337b01a4a&cty=0
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