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基本的に前塵編から続いているので、分けて考える必要はない。
ざっくり言うと前塵編は過去のおさらい、羨雲編は現在の話。
前塵編の一話二話と羨雲編が繋がっている。
また、前塵編で語りきれなかった射日の戦いの顛末を羨雲編で補完している。
射日の聖戦真っ最中。
玄正二十五年にウェイ・ウーシェン(魏 無羨)が討伐される。
"こそラン氏(姑蘇藍氏)" 、"うんむジャン氏(雲夢江氏)"、"らんりょうジン氏(蘭陵金氏)" 、"せいがニエ氏(清河聶氏)の四大世家で不夜天(ふやてん)="きざんウェン氏(岐山温氏)"のホームを襲撃。
激戦は数十日続いたが攻略はできず。
門から"きざんウェン氏(岐山温氏)"の宗主ウェン・ルオハン(温 若寒)登場。
めっちや強い。
ラン・シーチェン(藍 曦臣)とニエ・ホワイサン(聶 懐桑)の二人がかりでも歯が立たない。
"らんりょうジン氏(蘭陵金氏)" 現宗主・ジン・グアンヤオ(金 光瑤)。
どうやって中に入り、"きざんウェン氏(岐山温氏)"の服を着たのかは、プロットを早くするため全て端折られている。
現在に戻る。
山の頂上にある櫓(やぐら)は対邪祟(じゃすい)用の見張り台。
すぐ後にその話が出てくるので、ある種の伏線のようなシーン。
タイ語のような文字が見えるが"らんりょうジン氏(蘭陵金氏)" は異民族か?
宗主はジン・グアンヤオ(金 光瑤)。
ジン・グアンヤオ(金 光瑤)の愛称。
澤蕪君(たくぶくん)=ラン・シーチェン(藍 曦臣)はジン・グアンヤオ(金 光瑤)の兄貴分なので愛称で呼ぶ。
仙督
全ての仙師の頂点に立つ位。
推薦制か?
ウェン・ルオハン(温 若寒)を殺したこと。
既出のシーンであっさり描いていたのをここで補完している。
各家から人手と銀子を調達し、見張り櫓を二千箇所増やす。
僻地では仙門世家が少なく、邪祟(じゃすい)が頻繁に出没。
今のままでは限界があるので、櫓を増やし、邪祟(じゃすい)の被害を抑えたい。
ジン・グアンヤオ(金 光瑤)が私服を肥していると疑うものもいる。
"らんりょうジン氏(蘭陵金氏)" は金持ち世家なので嫉妬されるのだろう。
- 長兄:ニエ・ミンジュエ(聶 明玦)
- 次男:ラン・シーチェン(藍 曦臣)
- 三男:ジン・グアンヤオ(金 光瑤)
兄様とはニエ・ミンジュエ(聶 明玦)のこと。
既に亡くなっている。
もうすぐ命日らしい←伏線か?
「雲深不知処(うんしんふちしょ)はワンジー(忘機)に任せてきた」
ラン・ジャン(藍 湛)=含光君(がんこうくん)のこと。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)のときとやってることが同じ。
笛は伏線?
雲深不知処(うんしんふちしょ)の出入りには通行証が必要らしい。
昔もあったのか?
久々に来たモー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)が知ってるということは昔もそうだったのだろう。
温泉に行けば誰かが湯治しているだろうから、脱いだ服から通行証を盗めば出られると考えた。
名前入りではないという前提なのだろう。
この温泉は第五話で出てきたところと多分同じ。
温泉ではラン・ジャン(藍 湛)が湯治中。
身体中に鞭の傷が。
完結編第12話で回収。
妖術で葉っぱに生命を与え、通行証を盗み出すが、ラン・ジャン(藍 湛)に見つかる。
やってることはまんまウェイ・ウーシェン(魏 無羨)だが、ラン・ジャン(藍 湛)は気づかないのか、とっくに気づいているのか?
ラン・ジャン(藍 湛)の胸に"きざんウェン氏(岐山温氏)"の家紋と同じ傷が。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)が暮渓山(ぼけいざん)で受けた焼印に似ている。
これも完結編第12話で回収。
シーンが変わって、お堂の中から邪悪な気が放出されている。
含光君(がんこうくん)=ラン・ジャン(藍 湛)が門霊を始めてから二時間程度過ぎている様子。
鬼腕の邪気に当てられて倒れていたが、モー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)の笛の音で気がつく。
一瞬モー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)がウェイ・ウーシェン(魏 無羨)に見えている。
細かい演出がナイス。
モー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)の笛に呼応して邪気が解放され、術式が明らかになった様子。
鬼腕は大人しくなった。
モー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)「魂が残っているのになぜ召喚できないんだ?まさか…」
ラン・ジャン(藍 湛)「腕の主の魂は、亡骸と共に切断された」
つまり、鬼腕には主の魂の腕一本分しか宿っていないということか?
だから召喚できない。
この鬼腕の主と、腕を切り落とした張本人を探すことが羨雲編の目的か?
ラン・チーレン(藍 啓仁)「ワンジー、あの若者は誰だ?」
ラン・チーレン(藍 啓仁)はモー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)を知らない。
とはいえ、性格や術で中身がウェイ・ウーシェン(魏 無羨)だと分かりそうなものだが…
あと、明らかに鬼道に通じているのに怒らないのも不思議。
鬼腕は"こそラン氏(姑蘇藍氏)" を狙っていたと思われる。
召陰旗(しょういんき)の効果は半径五里ほど。
鬼腕が最初から半径五里以内にいればもっと早く犠牲が出たはず。
召陰旗(しょういんき)
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)=夷陵老祖(いりょうろうそ)が開発した、邪を呼び寄せる旗。
鬼腕は元々莫家荘あたりにいたのではなく、あの日"こそラン氏(姑蘇藍氏)" が到着した後に現れた、もしくはその時間に誰かが莫家荘辺りに投じた可能性が高い。
鬼道の術。
魂が取り付くのを防ぐ印。
相当な使い手でないとできない術。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)よりも上手らしい。
モー・シュエンユー(莫 玄羽)が献舎の術でウェイ・ウーシェン(魏 無羨)を召喚し、その近くで鬼腕が現れた。
さらにウェン・ニン(温 寧)まで。
すべてが繋がっているらしい。
鬼腕が暴れたことで各地で怨念が共鳴。
事態を探る。
モー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)とラン・ジャン(藍 湛)は鬼腕の指し示す方へ。
鬼腕が示した方向。
十一年前、この辺りで村人が次々姿を消す事件があった。
男は怨念の動きに釣られて夷陵老祖(いりょうろうそ)=ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)の残したお宝を探していた。
十一年前、行方不明になってから戻ってきた唯一の人物。
発狂したので経緯は誰も知らない。
最後に山中をさまよっている屍はウェン・ニン(温 寧)か?