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アニメ『魔道祖師』公式 (@mdzsjp) / Twitter
行路嶺で悪疽痕(呪い)にかかり気絶していたところをモー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)に助けられた。
ここは金鱗台の茶屋?(モー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)の背景に「茶」という暖簾が見える。
あるいは旅館か?
ジャン・チョン(江 澄)は既にモー・シュエンユー(莫 玄羽)の中身がウェイ・ウーシェン(魏 無羨)だと見抜いている。
ここからはウェイ・ウーシェン(魏 無羨)とジャン・チョン(江 澄)という関係性で話している。
ジャン・チョン(江 澄)「大梵山でなんと言ったのか忘れたか? 母親はどんな教育をした?」
第二話でモー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)がジン・リン(金 凌)に言った台詞。ジン・リン(金 凌)の母親はジャン・イエンリー(江 厭離)。
「ジン・リン(金 凌)の両親の最後まで忘れたか?」
ジャン・イエンリー(江 厭離)とジン・ズーシュエン(金 子軒)のこと。
彼らがなぜどうやって死んだかは後にわかる。
行路嶺でジン・リン(金 凌)こら吸い取った悪疽痕が全身を廻り始めた。
モー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)の合図によるもの。
仙子(シェンズ)というジン・リン(金 凌)が飼っている霊犬。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)は犬が苦手。
羨雲編第三話参照。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)はジン・リン(金 凌)の叔父さんみたいなもん。
ジン・リン(金 凌)とウェイ・ウーシェン(魏 無羨)の面識はあるが、ジン・リン(金 凌)が幼い頃なので記憶は薄いはず。
どちらかと言うとジン・リン(金 凌)の中ではウェイ・ウーシェン(魏 無羨)は伝説の鬼道使いというイメージが強いようだ。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)=夷陵老祖(いりょうろうそ)。
ジン・リン(金 凌)「叔父上=(ジャン・チョン(江 澄)はウェイ・ウーシェン(魏 無羨)を心底恨んでる」の台詞で回想スタート。
回想
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)がジャン・フォンミエン(江 楓眠)に拾われた直後ぐらい。
場所は蓮花塢(れんかう)。
犬に怯えてるのがウェイ・ウーシェン(魏 無羨)。
説教してるのがジャン・チョン(江 澄)。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)が父ジャン・フォンミエン(江 楓眠)に抱っこされ、嫉妬するジャン・チョン(江 澄)。
「ねぇ、兄さんだよ、中に入れて」←言ってるのはウェイ・ウーシェン(魏 無羨)。
「何が兄さんだ、ここは僕の部屋だぞ、部屋まで横取りする気か?」
多分ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)を兄さんと呼べとジャン・フォンミエン(江 楓眠)が言った。
ジャン・チョン(江 澄)はさらに嫉妬して部屋に入れないという意地悪をしている。
「部屋まで横取りする気か?」と言ってるのは、父親を横取りされたと思っているから。
しかし、ジャン・チョン(江 澄)も悪いとは思っているらしい。
アーシェン(阿羨)
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)の愛称。呼んでいるのはジャン・イエンリー(江 厭離)。
アーチョン(阿澄)=ジャン・チョン(江 澄)の愛称。
ジャン・イエンリー(江 厭離)は年長者なので二人を愛称で呼ぶ。
近くで泣くジャン・チョン(江 澄)。実はウェイ・ウーシェン(魏 無羨)を心配して探しにきた。
ジャン・チョン(江 澄)を促しウェイ・ウーシェン(魏 無羨)に謝罪させるジャン・イエンリー(江 厭離)。
優しさと気遣いが伺える。
そんな中良かった三人がなぜ過酷な運命を辿り、敵対したのか……
ジン・リン(金 凌)の母、ジャン・イエンリー(江 厭離)の優しさを思い出して、謝罪する気になったのか?
ジン・リン(金 凌)も根には持っていないよう。
射日の聖戦後。
蓮花塢(れんかう)は"うんむジャン氏(雲夢江氏)"のホーム。
女性はウェン・チン(温 情)。ウェン・ニン(温 寧)の姉で、"きざんウェン氏(岐山温氏)"の医者。"きざんウェン氏(岐山温氏)"の暴政には加担せず人助けをしてきた。
ぼろぼろの状態で蓮花塢(れんかう)に逗留しているウェイ・ウーシェン(魏 無羨)を訪ねてきた。
"きざんウェン氏(岐山温氏)"開祖、ウェン・マオ(温 卯)の栄誉を称えた壁画などが残る"きざんウェン氏(岐山温氏)"の聖地。
射日の聖戦後、"らんりょうジン氏(蘭陵金氏)" の管轄となった。
"らんりょうジン氏(蘭陵金氏)" は"きざんウェン氏(岐山温氏)"の残党を使い、壁画解体のため彼らに強制労働を課している。
やり口が陰湿。
指揮をとっているのは後にウェイ・ウーシェン(魏 無羨)に千瘡百孔(せんそうひゃっこう)の呪いで殺されるジン・ズーシュン(金 子勲)。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)登場。
敗者である"きざんウェン氏(岐山温氏)"をかばう。
それをなじるジン・ズーシュン(金 子勲)。
弱者を暴政から解放することが目的だったのに、勝者となった"らんりょうジン氏(蘭陵金氏)" が今度は弱者となった"きざんウェン氏(岐山温氏)"をいじめているという不条理。
過酷な強制労働または拷問によって死んでいた。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)は鬼道の術でウェン・ニン(温 寧)を甦らせる。
ウェン・ニン(温 寧)は鬼将軍となった。
ジン・ズーシュエン(金 子軒)、ジン・グアンシャン(金 光善)、姚宗主などが登場。
自分たちの悪行は棚に上げてウェイ・ウーシェン(魏 無羨)が"らんりょうジン氏(蘭陵金氏)" を攻撃したことを責める。
それに対して、客観的数値で反論するウェイ・ウーシェン(魏 無羨)。
いい意味の合理主義が出ている。
仲裁に入るジン・ズーシュエン(金 子軒)。
しかし聞き入れられない。
ジン・グアンシャン(金 光善)もやはり"きざんウェン氏(岐山温氏)"虐待を棚に上げ、ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)の「乱心」とレッテル貼り。
さらに陰虎符(いんこふ)を狙っているのが伺える。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)は、本来ウェン(温)氏の残党を仙門百家で管理するべきところを"らんりょうジン氏(蘭陵金氏)" が独断で捉え殺していることを詰問。
さらにジン・グアンシャン(金 光善)のやり方が旧敵のウェン・ルオハン(温 若寒)そっくりだとなじる。
ラン・ジャン(藍 湛)=含光君(がんこうくん)。
喧嘩腰のウェイ・ウーシェン(魏 無羨)に少し戸惑うラン・ジャン(藍 湛)。
もう一度チャンスを与えようとするジン・グアンシャン(金 光善)を突っぱねてウェン(温)氏救済を公言するウェイ・ウーシェン(魏 無羨)。
この時点でウェイ・ウーシェン(魏 無羨)と仙門百家の対立は決定的となった。
ウェン・ニン(温 寧)をけしかけるが、途中で逃亡。
さすがに他勢に無勢と悟ったか?
ジャン・チョン(江 澄)登場。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)は"うんむジャン氏(雲夢江氏)"に属しているので、責任をジャン・チョン(江 澄)に押し付けるように嫌味を言うジン・グアンシャン(金 光善)。
陰湿だが政治巧者ではある。
古戦場で、死体捨て場。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)が夷陵老祖(いりょうろうそ)となった場所。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)はここに"きざんウェン氏(岐山温氏)"の残党を連れてきた。
現在は窮奇道での小競り合いから多分数ヶ月経っている。
そこへジャン・チョン(江 澄)が来訪。
敵意はない。
ジャン・チョン(江 澄)曰く、ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)はウェン(温)氏の残党を乱葬崗(らんそうこう)に匿い、当主になったと思っている。
しかし実際は老人、女子供のみ。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)に野心はないが、仙門百家には通じないだろう。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)が拘束している。
「お前こそ何してる、知ってるのか?大勢の奴らがお前に目をつけ陰虎符(いんこふ)を狙っているのに、自ら尻尾をつかませるのか」とウェン・ニン(温 寧)を指す。
ここがちょっと意味不明。
まず陰虎符(いんこふ)のおさらい。
陰虎符は死人を使役するための金属でできた法具。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)がそれを使っているのは周知の事実。
だとすればウェン・ニン(温 寧)の存在があってもなくても同じな気がそれとも、まだ陰虎符(いんこふ)の存在は半信半疑だから、ウェン・ニン(温 寧)の存在を見られたら「やっぱり陰虎符(いんこふ)は存在した!」となるから、尻尾を掴まれるようなことはするなということか?
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)
・彼らには逃げ場がない、見捨てたら殺される
・自分たちもウェン・ニン(温 寧)やウェン・チン(温 情)に救われたことがある
・ジャン・フォンミエン(江 楓眠)やユー・ズーユエン(虞 紫鴛)の遺灰を拾ってもらった
ジャン・チョン(江 澄)
・ウェン(温)氏など死んでも構わない
・自分の身を案じろ
・救ってはもらったが、ウェン(温)氏の残党をかくまえば世の中を敵に回す
合理主義が故に情が出てしまうウェイ・ウーシェン(魏 無羨)と、現実主義で迎合的なジャン・チョン(江 澄)。
血統を持ち出したジャン・チョン(江 澄)にウェイ・ウーシェン(魏 無羨)はキレて鉄拳。
そこはアナログ攻撃なのねw
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)は"うんむジャン氏(雲夢江氏)"の家訓「成せぬを試みることで成せることがある」
ジャン・チョン(江 澄)はここでまたまた父親に好かれていたウェイ・ウーシェン(魏 無羨)に嫉妬心を蘇らせたよう。
以下、ジャン・チョン(江 澄)の理屈。
ウェン(温)氏の側についたり、仙門と違うことをすれば悪になる(仙師といえども所詮は数の論理に対抗できない)→孤高を気取っても殺されるだけ→本当は守ってやりたいのにウェン(温)氏側につかれると守れなくなる。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)はそんなジャン・チョン(江 澄)の懇願をはねつける。
ジャン・チョン(江 澄)とは絶交宣言。
回想から現在(玄正二十五年)へ。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)
「あのとき、お前と陰虎符(いんこふ)を差し出せと迫られて…」
「お前」はウェン・ニン(温 寧)だろう。
「あのとき」は多分さっきの回想からしばらく経って、仙門百家が乱葬崗(らんそうこう)に攻めてきた時のことだと思う。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)は仙門百家と戦ったが負け、死ぬ前に陰虎符(いんこふ)を破壊、ウェン・ニン(温 寧)は消滅させられた。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)は術でウェン・ニン(温 寧)の記憶を探る。
ウェン・ニン(温 寧)視点
ニエ・ホワイサン(聶 懐桑)、ラン・シーチェン(藍 曦臣)、ジン・ズーシュエン(金 子軒)、ジャン・チョン(江 澄)他師弟達が見える。
ウェン・ニン(温 寧)、ニエ・ホワイサン(聶 懐桑)に斬られる。
シーンが変わって、ジン・グアンシャン(金 光善)が洞窟に入ってくる。
これもウェン・ニン(温 寧)視点だろう。
人体実験をされているよう。
ウェン・ニン(温 寧)の記憶から覚めるウェイ・ウーシェン(魏 無羨)。
記憶を探られるうちに蘇ってきたのか、暴れ出すウェン・ニン(温 寧)。
するとウェン・ニン(温 寧)の頭から針が。
それを見たウェイ・ウーシェン(魏 無羨)は「"らんりょうジン氏(蘭陵金氏)" 、"こそラン氏(姑蘇藍氏)" 」とつぶやく。