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アニメ『からかい上手の高木さん』公式 (@takagi3_anime) / Twitter
2022年月1~3月
原作:山本崇一朗『からかい上手の高木さん』『あしたは土曜日』(小学館「ゲッサン」刊)
監督:赤城博昭
脚本:福田裕子、伊丹あき、加藤還一
キャラクターデザイン:髙野 綾
総作画監督:茂木琢次、近藤奈都子、岡 昭彦、小野田将人、高野 綾
音楽:堤 博明
アニメーション制作:シンエイ動画
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高木さん:高橋李依
西片:梶裕貴
ミナ:小原好美
ユカリ:M・A・O
サナエ:小倉唯
中井:内田雄馬
真野:小岩井ことり
高尾:岡本信彦
木村:落合福嗣
浜口:内山昂輝
北条:悠木碧
田辺先生:田所陽向
シリーズ3作目。
基本的に1、2と全く同じだが、高木さんがまた微妙に女になっていた気がする。
からかい内容もどこかほんの少しだけ大人びていた気がした。
西方もまた少しだけ男になっていたような気がする。
もちろん下ネタは皆無だが。
からかいに微妙な本音を混ぜてサインを出してくる高木さんと、なかなかそれに気づけないウブな西方、はがゆい関係は最終話で爆発する。
最後の最後で男気を出した西方を応援できない人は相当心が病んでいると思う。
最後のシーンで西方に「ごめん、お返しできない」と言われた直後、高木さんの口がアップになるのに注目。
うれしさと、それをこらえる気持ちと、またからかおうとして、でもどうしても今回だけはからかえないという感情が見事に表現されている。
アニメ史上ここまで複雑な感情を表現した口は数えるほどしかないだろう。
とても良い作品だったし、感情の表現も日本文学的で心に沁みてくるが、プロットが直線的で最後の最後にアクセルを踏んだだけというのがやや不満。
シリーズにあぐらをかいているとは言わないが、収まるところに収まっている印象は強い。
爽やかな余韻のすぐ後に、「もう少し色々見たかったな」という軽い落胆もあった。
近年まれに見る完成度のシリーズ作品であることは間違いないが。
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