2022年4月~6月
原作:四葉夕卜・小川亮(講談社「ヤングマガジン」連載)
監督:本間 修
シリーズ構成:米内山陽子
キャラクターデザイン:関口可奈味
プロップ設定:宮岡真弓、牧野博美
美術監督:東 潤一
美術設定:藤井祐太
色彩設計:江口亜紗美
3D監督:市川元成
撮影監督:富田喜允
編集:髙橋 歩
特殊効果:村上正博
音響監督:飯田里樹
音楽:彦田元気(Hifumi,inc.)
音楽制作:エイベックス・ピクチャーズ
アニメーション制作:P.A.WORKS
製作:「パリピ孔明」製作委員会
諸葛孔明:置鮎龍太郎
月見英子:本渡楓/歌唱:96猫
KABE太人:千葉翔也
久遠七海:山村響/歌唱:Lezel
オーナー小林:福島潤
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放送前はネタアニメだとして誰も期待していない状態だったが、いざ始まってみると三国志への造詣の深さや独特のギャグ、ストーリーのわかりやすさ、キャラの立ち方などが化学反応を起こしており、一気に虜になった。
これは神アニメ確定だと興奮していたのだが、三分の一を過ぎたあたりからヒロインやサブキャラの葛藤や友情を描きだし、孔明の出番がどんどん少なくなっていった。
単なる中だるみかと思いきや、その後最終話までアーティストたちが主役で孔明は完全な脇役になってしまっていた。
途中で気づいたが、どうやら製作側は三国志の焼き直しをやりたかったようだ。
だから孔明が脇役になるのは必然だったのだろう。
しかしこちらが見たいのは孔明というキャラ。
英子の成長やライバルとの関係性、アザリエの苦悩、アーティストのあるべき姿、歌の本質などなど途中から急に増え始めた主題など全部なくていいから、ただ孔明が毎回荒唐無稽な計略を見せてくれればそれでよかったのに……。
視聴者のニーズと制作側の意図が合致せず、神アニメ候補が普通の音楽アニメになってしまったのが残念。
たぶん、孔明とか三国志に興味なくて音楽が好きな人なら十分楽しめると思う。
孔明の活躍を期待している人は中盤以降ずっとしんどいです。
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