機動戦士ガンダム 水星の魔女 (@G_Witch_M) / Twitter
グラスレー社、ペイル社、ジェターク社のCEOが秘密会議。
・鼻にチューブが入った男
サリウス・ゼネリ
グラスレー社CEO
・もう一人の男性
ヴィム・ジェターク
ジェターク社CEO
・女性四人
ニューゲン、カル、ネヴォラ、コルネリ
グラスレー社共同CEO
サリウスとヴィムが先のエランとスレッタの決闘を分析し、ファラクトはガンダムだと結論付けた。
そしてグラスレー社CEOを呼び出し、これはガンダムではないかと詰めたところ白状した。
ヴィム「卑しいな、協定の裏でのうのうと」
ガンダムの製造は禁止されている。
サリウス「これはまたとない好機なのだ、やつの、デリングの手を読むための」
御三家共同ででベネリットグループに反旗を翻す計画。
第一話ではヴィムがデリング暗殺未遂をしている。
「手を読むため」なのでこの先々、様々な陰謀を行いそう。
企業や新事業を支援し、成長を促進させること(卵が孵化することが語源)。
作中では新事業立ち上げ支援パーティとされている。
スレッタには本来関係ないが、ホルダー(決闘一位)なのでその招待状が来た。
スレッタはエランに会うために出席する。
15th INCUBATION EVENT PARTYとあるので、今回で15回目らしい。
主催はベネリットグループ。
ミオリネは「こんなのうわべだけのハッタリよ」と豪語する。
ミオリネは主催であるベネリットグループの総裁の娘なので物怖じしないのは当たり前。
あと、ミオリネは経営戦略課なのでこういったパーティには慣れている。
新事業を立ち上げる者がプレゼン、投資を募る。
参加者はその場でスマホやタブレットで入金、設定額に達すれば新事業達成。
ここにいるエランはオリジナル、スレッタと決闘したエランはコピー4体目。
スレッタはまだそのことを知らない。
そもそもここにいるのはベネリットグループの社員か競合企業の者。
総裁であるデリングの娘の花婿に興味が出ないわけがない。
グラスレー社CEOサリウス・ゼネリの養子。
ミオリネとは幼馴染っぽい。
ミオリネ「フォーカード17地区の契約取ったあんたが言っても説得力ないんだけど」
競争の激しい地区の開発契約かなんかをシャディクが勝ち取ったらしい。
つまりかなりのやり手ということ。
そんなシャディクにアドバイスを求められてもミオリネには嫌味にしか聞こえない。
プロスペラの部下?
今後ストーリーに絡んできそう。
第2話の審問会で一度会っている。
ミオリネの反抗心を煽るプロスペラ。
理由は不明だが、先を見据えての工作のよう。
スレッタはエランが複数いると知らない。
ペイル社CEOたちの誘導により、衆人環視のもとエアリアルがガンダムだと暴露された。
ファラクトはGUNDフォーマットを搭載
↓
エアリアルと相互干渉した
↓
ガンダムに反応するのはガンダムだけ
↓
てことはエアリアルてガンダムちゃうん?
ちょっと強引な論法。
ガンダムはその構造上人の命を奪う呪われたMSとされ、MS開発評議会で禁止されている。
エアリアルがガンダムと証明されればスレッタはエアリアルに乗れなくなる。
「ガンダムの製造・所持はカテドラルの協約違反だ。ペイルはこの責任をどう取る?」
茶番台詞。
先の秘密会議でこの流れを打ち合わせしていたのだろう。
ペイル社
「ファラクト廃棄、開発部門解体しまーす」
これも茶番。
ファラクトがエアリアルに負けて、エラン(強化人士4号)も廃棄したのでファラクトは用済み。
新たに強化人士を作るのもめんどい。
どうせファラクトを廃棄するならせめてエアリアルを道連れに…という算段か?
また、この流れにはグラスレー社、ジェターク社も絡んでいるので、両社からはファラクト廃棄の見返りがあるのだろう。
ヴィム「であればシンセーも同様の処分を受けるべきだな」
恐らくこれはヴィムの個人的発言。
ヴィムはプロスペラに弱みを握られており(デリング暗殺未遂の証拠)、その再取引の材料としてエアリアル破棄、開発部門解体をカードにする考え。
あと、息子のグエルとミオリネの政略結婚を邪魔された仕返しもしたい。
エランはこの陰謀を知らなかったらしい。
意外と中立?
ラウダ(ヴィムの次男、グエルの異母弟)はプロスペラを会場外に連れ出し、「例の件の再取引を」というヴィムからの伝言を伝える。
「例の件」とは恐らくデリング暗殺未遂の件。
サリウスはデリングにエアリアル破棄の決定を促す役割らしい。
ミオリネはエアリアル救済のためプレゼンを行う。
経営戦略課なのでこういうのは得意。
ファラクト破棄と、開発部門解体によるペイル社の損金=1200億
その倍の2400億を目標とした新規事業を提案。
シンセーとペイル社の開発部門をM&Aにより買収、統合。
生命の安全を前提に管理、運用を目的とした新会社「ガンダム(Gund-Arm Inc.)」を設立。
普通に考えて躊躇するのは当然。
そもそもMS評議会にはガンダム不使用の協約があり、現時点でそれとどう折り合いを付けるのか不明。
また、ガンダムのイメージも悪く、使用による障害や死亡者が出れば業績が一気に傾く恐れもある。
何よりこの場で投資を表明し、ベネリットグループから睨まれるとやっかい。
シャディクはミオリネのプレゼンでは投資家は動かないと分かっていた。
シャディクも経営戦略課。
階段の上に立つデリングと、下に立つミオリネ。
圧倒的な力の差を象徴する立ち位置。
映像表現として行き届いた素晴らしいシーン。
ミオリネは投資家から信用を得る必要がある。そのための一番の方法はベネリットグループ総裁であるデリングが衆人環視の元でガンダム社に投資すること。
それをとっさに見抜いたのはミオリネの経営者としての才能。
ジェターク社・ヴィム→ぐぬぬ
ペイル社CEO達→様子見
グラスレー社・サリウス「やはり認めたな、ガンダムを」
サリウスのみさらに一つ深いところでこの計画に関わっていたよう。
サリウスにとってエアリアル破棄やシンセー潰しはさほど興味なかったらしい。
ラウダはエアリアル破棄、シンセー開発部門解体を餌にプロスペラと再取引していたが、ミオリネのプレゼンが通ったので不可能になった。
親子揃ってぐぬぬ。
プロスペラはミオリネに「あなたになら安心してうちの娘達を任せられますわ」という。
「娘達」とは?
伏線か。