兵士になるための訓練。
教官は元調査兵団長キース・シャーディス。
この期は第104期。
訓練兵に罵声を浴びせるのは米軍などでも行われているのでオマージュしたのか?
ここで多くの重要登場人物が出てくるが、名前や性格、出身地、その他情報はこれから丁寧に描かれるのでここで急いで覚えなくて大丈夫。
「超大型巨人」はベルトルト。
それを知ってるのはライナーとアニ。
彼らの表情の描き方を見ていると面白い。
エルディア人には黒髪はいない。
ミカサはアッカーマン一族でヒィズル国の血も混じっている。
それは今後分かる。
実は王家の血筋。
本名はヒストリア・レイス。
後々わかってくる。
そもそもはマーレの孤児。
マーレ当局に「楽園送り」(無垢の巨人にされてパラディ島に捨てられる)にされてから60年間彷徨い、「始祖奪還計画」でパラディ島に潜入したライナーたちに遭遇。
マルセルを捕食したことで「顎(あぎと)の巨人」を継承、人に戻ることができた。
その後壁内に潜入し、第104期訓練兵に志願。
この辺も後々語られる。
空中を移動しているのはこの装置の制御による。
これができなければ兵士にはなれない。
ミカサはアッカーマン一族の血で最初から完璧。
エレンは全く操作できていないが、実はこれはシャーディス教官がわざと細工していた。
その話は後に語られる。
ベルトルトとライナーが立体機動装置の扱いが上手いのは、マーレで戦士として散々訓練を積んできたから。
それでも訓練兵らしくかなり手を抜いてわざと下手に見せているはず。
ライナー「期待するような助言はできそうにないな」下手に助言して怪しまれたくない。ライナーは慎重派。
ベルトルトは巨人の印象を訊くが、正直危なっかしい。
その後ベルトルトが話す故郷の話は全て嘘。
ライナー「おい、何だって突然そんな話をするんだよ」
ボロが出るからやめさせたい。
ベルトルトが言うと色んな意味合いに取れる。
巨人化できることの恐怖、無垢の巨人となってパラディ島を彷徨い続ける恐怖、9つの巨人を継承し、戦士として生きる恐怖、など。
いよいよボロが出そうなのでライナーは止める。
ライナーの故郷はマーレのレベリオ収容区。
レベリオ収容区はマーレにあるエルディア人収容区。
ライナーとアニ、ベルトルトはエルディア人だがそこで育ち、マーレに忠誠を違い、対エルディア巨人兵器として訓練を受けた。
「帰れなくなった」というのは、「始祖奪還計画」を完遂するまで帰れないという意味。
命がけの作戦なので生きて帰れる望みが薄い。
あと、マーレ側からするとエルディア人たちは悪魔だと思われているので、パラディ島に潜入した時点で帰れないという意識が強いのだろう。
「グリシャ、今日お前の息子が兵士になったぞ」
グリシャとシャーディスは実は窮地の仲。
後に分かる。
キャラクター引用サイト:https://shingeki.tv/season1/character/#0
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