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機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2 第19話「一番じゃないやり方」解説

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第18話解説を見る

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機動戦士ガンダム 水星の魔女 (@G_Witch_M) / Twitter

ミオリネら地球へ

グエルとミオリネはベネリットグループとアーシアンの紛争を解決するために地球へ。

ドミニコス隊ケナンジ司令も同行。

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ちなみに乗り物は軌道エレベーター。

【伏線】プロスペラ

プロスペラはエアリアルのパイロットとしてミオリネらに同行。

 

ゴドイ「位置情報を送りました」

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後に分かる。

プロスペラは地球でも策略を巡らせている。

議会連合はフェンとグストンの雇い主。

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対立構造が見えてきた。

 

スレッタ

地球寮で引きこもっている。

前回地球に流れ着くような演出があったが救助され戻ってきたらしい。

マルタン

第18話でセセリアに秘密を握られ、奴隷扱いされている。

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が、セセリアは「意地を張るな」とアドバイスし、状況の打開を示唆。

意外といいやつなのか?

クイン・ハーバー

軌道エレベーター施設がある。

ここから宇宙と行ったりきたりできるらしい。

荒廃した地球の中ではかなり発展しているっぽい。

【伏線】護衛

ミオリネらを護衛しているMSはジェターク社ディランザ。

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紛争地に乗り込むので当然と言えば当然だが、これが後に悲劇を招く。

クイン・ハーバーの治安

発展した大都市だが、スラムも存在するらしい。

軌道エレベーターがあることからスペーシアンの往来も多く、彼らを狙うテロリストも多数潜伏しているだろう。

ミオリネらはともかくケナンジとしては十分に警戒が必要と判断するのは当然。

エアリアル

エアリアルもミオリネらの護衛に。

この後の行動に要注目。

 

ペイル社

ニューゲン、エラン、それにシャディクはミオリネらの交渉に注目。

ベネリットグループ総裁選で手を組んでいるので、対立候補の動向を見守っているのだろう。

ちなみに、このエランは本体。

【伏線】エランの台詞

「ガンダムでアーシアンを潰せばミオリネへの支持、増えたりして」

後に分かる。

ベル

前回フェンらに拉致された。

フェンらは宇宙議会連合のエージェント。

宇宙議会連合についてはまだ不明だが、どうやらベネリットグループに対抗できるほどの組織らしい。

 

「グループが不利になれば協約違反のスケープゴートにされるのはあなたよ」

ベネリットグループが宇宙議会連合から強化人士やガンダム製造、データストームの実験などについてつつかれたら、すべての罪をベルに着せて逃げる可能性を示唆している。

ベルも心当たりがあるのだろう。

デモ

会合場所に相当なデモ隊が押し寄せている。

スペーシアンに相当不満や反感があることがわかる。

子供

セド。

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「フォルドの夜明け」にいた。

グエルは一度会っている。

ミオリネとアーシアン代表団

グエルはセドと会いに行き、アーシアン代表団との交渉はミオリネ一人が受け持つことに。

代表団からすればまだ学生の女一人だけよこして舐めてると思うはず。

またミオリネもタブレットを読んでいるだけで印象が悪い。

そんな態度に痺れを切らしたのか、白髪眼鏡の男は唐突に話を変える。

アーシアン側の被害数、スペーシアンの横暴を突きつけ、空気は最悪に。

ミオリネもまだまだ若いのでこんな時の収め方や切り抜け方を知らない。

 

ラウダ

シーン転換し、ここは恐らくジェターク社。

ラウダはガンダムがあることに驚き、スタッフに詰め寄る。

機体はジェターク社が秘密裏に開発していたガンダム・シュバルゼッテ。

第18話でこれをジェターク社と株式会社GUNDAMとの合同事業にすることにした。

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ノレア

かなり精神が参ってそう。

ソフィーが死んだことが相当応えたらしい。

エラン

こちらは強化人士5号。

死に怯えるノレアには共感できる。

彼もまた強化人士としてガンダムによって死ぬ運命にあるから。

ミオリネ

会議の休憩時間にスレッタとエアリアルのPV動画を見ている。

表情から感情は読み取れない。

 

会議再開後、株式会社GUNDAM最大のセールスポイントである介護デバイスをアピールしつつ、アーシアンとの強調を願う。

「お願いします」と言うとき、頭を下げないのは驕りやプライドではなく、スペーシアンであるミオリネにはそういう習慣がないからだろう。

交渉は?

アーシアン側は10日後の総裁選まで講義活動を止めることを約束。

交渉自体はそれまで延期?

しかし介護デバイスについては話を聞いてくれる。

ベネリットグループとしては成果なしだが、株式会社GUNDAMとしてはチャンスありといったところ。

マルタン

セセリアに言われてニカを通報したことを皆に告げにきた。

リリッケの台詞

「一番いいやり方じゃないってわかってても、そうするしかないとき、あるんじゃないでしょうか?」

 

これにスレッタははっとし、何かに気づく。

恐らくミオリネの行動、あるいはプロスペラか、もしくはエリー。

セドとグエル、ケナンジ

「聞いたよ、シーシアのこと。お墓作ってくれたって」

シーシアはグエルが助けようとして助けられなかった「フォルドの夜明け」の子供。

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第15話参照。

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ケナンジ「おいガキ、フォルドの仲間もここにいるのか?」

ケナンジはセドが「フォルドの夜明け」だと知っているらしい。

もちろんそれだけでは罪にならないし、セドがプラント・クエタ襲撃に参加していないのも明白。

また今回の任務はあくまでアーシアンと対話しに来たミオリネらの護衛なので、セドを拘束したり連合するつもりもない。

ただ「フォルドの夜明け」の動向は気になるので訊いたのだろう。

 

セド「一応、特定復興計画の指定避難民」

スペーシアンが手出しできない何らかの特権があるのか?

 

去ろうとするグエルらに対し、「学校」に入れて欲しいとねだるセド。

ケナンジが察するにそれはグラスレーの育成プログラム「アカデミー」のこと。

「アカデミー」では戦争シェアリングで身寄りのなくなった孤児を再教育している。

シャディクもそこの出身。

 

「俺もプリンスみたいになりたいのにさ」

“プリンス”とはゼネリ家の養子になる前のシャディクに付けられたあだ名。

この“プリンス”という呼び方を知っているのは「フォルドの夜明け」と一緒にいたセドだけだった。

つまり、シャディクを“プリンス”呼びできるのは養子に行く前のシャディクを知っている者のみ。

「フォルドの夜明け」関係者であるセドがシャディクを“プリンス”呼びしているということは、シャディクは養子に行く前から「フォルドの夜明け」と関わりがあったということ。

 

グエルとミオリネの電話

グエルはセドの発言からシャディクと「フォルドの夜明け」の関わりを知り、プラント・クエタ襲撃やランブルリングの件がシャディクの陰謀であると推察する。

これは当たり。

ただし証拠はない。

ミオリネはグエルの言うことを信用し、サリウス代表を押さえることを提案。

シャディクがサリウスをグラスレー寮に監禁していると推察。

これもビンゴ。

やや都合のいい展開だが、ここはハイライトではないので、さっさと進めたのだろう。

グエル、ケナンジ帰還

グエルとケナンジはまた軌道エレベーターを使って宇宙に帰還。

プロスペラ始動

グエルとケナンジが去ることを知り、プロスペラは動き出す。

ここでドミニコス隊司令のケナンジが舞台からいなくなることはプロスペラにとって都合がいい。

もしかしたらセドとグエルの接触からシャディクの素性がバレるところまでプロスペラの筋書きだったのかも?

エアリアル始動

プロスペラはエアリアルを起動し、巨大なパーメットリンク圏を形成。

これにより圏内の兵器を無効化し、自在に操れるようになる。

恐らくパーメットスコア8かそれに近い値で操作しているが、エアリアルは既にエリーの独断で動かせるようになっているので、プロスペラがデータストームを受ける心配はない。

戦車の攻撃

エアリアル側からアーシアンの戦車を操り、エアリアルへと砲撃。

プロスペラはそれを本部に報告。

これにより戦闘開始。

エアリアル

プロスペラは非武装を理由に持ち場を離脱。

どこかに配備してあった武器を調達。

ミオリネからの連絡は無視。

倉庫のような建物に侵入すると、そこにはソフィーが乗っていたガンダム・ルブリス・ウル、ノレアが乗っていたガンダム・ルブリス・ソーン、他無数のガンダムが。

オックスアース

第0話に登場したMS製造企業。

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ヴァナディース機関を子会社化し、GUNDフォーマット及びガンダムの研究を行っていた。

しかし人体実験疑惑やデータ改竄などを理由に当時のMS開発評議会から研究を凍結される。

さらにデリング・レンブランの独断によりドミニコス隊(ケナンジ含む)がヴァナディース機関の置かれたフロント「フォールクヴァング」を襲撃した。

 

上記が21年前。

しかし壊滅したはずのオックスアースがクイン・ハーバーに存続していた。

プロスペラはかつて研究に心血を注いだGUND理論を密かに継承し、その理念を踏み躙ったオックスアースが許せなかった。

クイン・ハーバーにオックスアースの基地があると知り、グエルとミオリネをそそのかしてエアリアルと共に来るように仕向け、オックスアースのガンダム破壊を計画していたらしい。

 

「今度はエリーの未来を邪魔するなんて」

恐らくプラント・クエタ襲撃のこと。

デリングが死ねばクワイエット・ゼロ計画が頓挫し、エリーの未来がなくなる。

だからオックスアース壊滅はプロスペラにとって悲願だったのだろう。

オックスアースの黒幕は

フェン曰く、本来21年前に壊滅したオックスアースを存続させたのは宇宙議会連合理事会。

対ベネリットグループ工作組織として利用している。

 

ちなみフェンは宇宙議会連合のエージェントなのであっち側の人間だが、宇宙議会連合とベネリットグループの平和的解決を模索し、独自の理念で動いているらしい。

それが後悲劇をもたらす。

戦闘激化

エアリアルが仕向けた砲撃から連鎖的に戦闘が始まる。

スペーシアン側のMSも応戦し、収集がつかない事態に。

 

交渉決裂

ミオリネとアーシアンの交渉も決裂。

そらそうなるわな。

フェン暗殺

ベルはフェンの話を信じ、協力する気になった。

そしてクワイエット・ゼロのあるプラント・クエタに案内しようとするが、フェンがプロスペラの部下のゴドイに射殺される。

プロスペラはベルの裏切りも予測していたのか?

戦闘の模様

戦闘は激化し、クイン・ハーバーは火の海に。

ミオリネ及び株式会社GUNDAM、ジェターク社の印象は最悪に。

もちろん総裁選にも影響するだろう。

ペイル社のリューゲンもかなり渋い顔に。

エナオ

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「船を呼んだわ。モビルスーツとサビーナたちも」

シャディクたちも地球に行くつもりか?

シャディク

珍しく怒った顔。

プロスペラがオックスアースの存在に気づいているらしいとシャディクも感付いていたが、これで確信に変わった。

恐らくシャディクの元に倉庫のガンダム破壊の一報が届いたのだろう。

スレッタ

ニュースを見るスレッタの脳裏にエリーの言葉が蘇る。

「だから、君はこれ以上すがっちゃいけない、僕にも、お母さんにも」

 

まず、エリーはプロスペラの策略を全て知っていた。

その上でプロスペラの操り人形であるスレッタには、プロスペラの片棒を担いで欲しくないと思い、あえてスレッタがエアリアルから離れるようプロスペラとミオリネに協力し、グエルとの決闘に負けさせた。

そうしないとスレッタが今地球で行われている破壊や殺戮の元凶になっていたから。

スレッタはエリーが自分を守るためにエアリアルから追い出したことに気づいた。

ミオリネ

プロスペラにまんまとはめられたことに気づいていない。

 

 

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画像引用元:機動戦士ガンダム 水星の魔女 公式サイト

©️創通・サンライズ・MBS

 

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