本記事は完全ネタバレ解説です。
全話通してのネタバレが掲載されています。
必ず全話視聴後にお読みください。
本作の象徴。
ファルコ。
詳細は今後明かされる。
腕章をしていることからエルディア人であることが分かる。
腕章の色にも意味があるがこれも今後明かされるはず。
スラバ要塞攻略戦の最前線。
白い服はマーレ軍。
エルディア人は前線に送られ、かなりの数が死んだ模様。
マーレ軍隊長。
エルディア人戦士隊隊長も務める。
巨人化能力継承候補生の教官でもある。
マーレのシャーディス的な立場。
黒髪の女の子→ガビ。
銀髪ぱっつん→ゾフィア。
眼鏡→ウド。
全員エルディア人で戦士候補生。
つまり、彼らの中の誰かが「9つの巨人」を継承する。
エルディア人から「戦士」を募る計画はグリシャがマーレにいたときから始まっていた。
エルディア人はマーレでは被差別民族だが、家族が「戦士」になることは名誉なこと(とマーレがすり込んでいる)。
マーレ軍は戦士の素質を見極めるという甘言でエルディア人の子供を最前線に送り込んでいる。
現在も「鎧の巨人」継承者はライナーだが、余命が迫っているので継承者を決めないといけない。
(「9つの巨人」を継承すると余命は13年となる)
ライナーたちがウォール・マリア戦で敗走してから4年程度。
マーレは「始祖奪還作戦」に失敗、次の戦士候補生を育成しているところ。
ライナーはさながら退役軍人といった立ち位置か。
子供達の中で「鎧の巨人」候補に一番近いのがガビ。
本人もそれを認めている様子。
また、ガビはエルディア人への憎悪が人一番深い。
そこらへんも今後丹念に描かれていく。
敵の要塞は堅牢。
援護も十分。
戦況は芳しくない。
コルトは「顎の巨人」と「車力の巨人」を使うことを進言。
「顎の巨人」はユミルが継承していたが、そこから継承者はポルコ・ガリアードへ。
「車力の巨人」はピーク・フィンガーが現在の継承者。
ウォール・マリア奪還作戦でジーク隊にいたのもピークの「車力の巨人」だろう。
マガト隊長は巨人投入を「カードの切り方が違う」と拒否。
巨人はマーレ軍にとっての秘密兵器で、ある種の飛び道具的戦力であることがうかがえる。
敵の新兵器らしい。
つまり、敵は巨人の存在を知っており、対策を練っているということ。
近い将来完全に巨人を駆逐可能な新兵器が登場するのも時間の問題。
だからこそマーレは「始祖の巨人」奪還と、パラディ島制圧(資源目的)を急務としている。
コルトがなおも巨人投入を打診するが、マガト隊長は万が一巨人を失うことを想定し、頑として受け付けない。
冷静かつ慎重な性格がうかがえる。
マーレの「始祖奪還作戦」で「女型の巨人」「超大型巨人」が失われたことが世界に知られた。
世界各国はマーレの軍事力が低下したと認識。
その結果戦争に突入した。
ちなみにマーレが相手にしているのは連合軍らしいが、詳細は不明。
エルディア人は疲弊し、マーレ人は元気そう。
前線でエルディア人が酷使されているのが分かる。
突撃命令を下すマーレ人上官の顔が汚れていないことにも注目。
ただし戦士候補生はやや優遇されているらしい。
コルトは「獣の巨人」の次期継承者らしい。
ガビは800名のエルディア人の突撃と引き換えに、自分が列車を単独攻撃することを進言。
マガトの慎重かつ現実主義的な性格をくすぐり、許可を得る。
命をかけてまで戦士になりたいらしい。
こうした行動力は今後も発揮される。
敵はガビの様子を疑うが、子供だからという理由で撃つのを躊躇する。
つまりこの世界でも子供を前線に派遣したり、それを殺すのは当たり前ではないということ。
ということは、マーレが特別狂っている。
ユミルから「顎の巨人」を継承。
人物は後紹介される。
ガビの単独攻撃により列車砲が破壊されたことで巨人に対する脅威はなくなった。
そこでおもむろに巨人を投入と同時に突撃。
ジークとライナーの巨人部隊も準備。
ファルコはガビが好き。
だから助けに行ったのだが、ガビはそれを戦士候補生としてのポイント稼ぎだと誤解。
巨人兵器のことをそう呼んでいるらしい。
恐らくジークの脊髄液を注入済みのエルディア人を空から降下させ、ジークが巨人化させる。
「無垢の巨人」化した彼らは要塞を破壊し、敵を喰う。
作戦成功後は恐らく殺すのだろう。
ジークが「無垢の巨人」を元に戻すことはできないはず。
あるいは放置しておくのかもしれないが、いずれにせよ使い捨ての人間兵器となる。
マーレは「巨人大戦」で巨人化したエルディア人に虐殺された歴史を持つ。
だからエルディア人を差別し、洗脳して加害者意識を植え付け、巨人兵器として利用している。
ライナーは「質量爆弾」の効果を冷静に観察している。
どうやらまだ経験が少ないらしい。
最近導入されたものなのか?
ライナーは既に戦士としてある程度実績を上げているので、マーレ軍の中では比較的重要な位置にいるらしい。
敵国の対巨人兵器。
29門ある。
こうした兵器を開発しているということは、かなり前からマーレは巨人を使って戦争をしているらしい。
先に「質量爆弾」を投下したのは、対巨人野戦砲をそちらに向けさせ、ライナーが単独降下しやすくするため。
壁からの砲撃はパラディ島の様々な出来事を思い起こさせて、ライナーの心を揺さぶる。
ライナーは精神障害を起こしていたため、パラディ島の思い出はきついはず。
対巨人用の弾丸。
鎧の巨人を傷つけるぐらいなので、かなりの威力があると思われる。
巨人と人類兵器の力のバランスはかなり拮抗してきているらしい。
だからこそマーレはあせっている。
「俺たちの敗北が招いた戦争だ、ライナー」
ウォール・マリアでの敗北のこと。
あの戦いで世界に「超大型巨人」と「女型の巨人」がマーレから奪われたことを知られ、それを連合軍が勝機とし、マーレとの戦争がはじまった。
高台にあるスラバ要塞を陥落し、湾に停泊している中東連合艦隊を撃沈させる。
そうすればマーレの勝ち。
4年におよんだマーレと中東連合の戦争はマーレの勝利で終結。
同時に、巨人の力が絶対ではないと世界に知られた。
マーレは「始祖の巨人」を一刻も早く手に入れる必要がある。
そうすれば「地ならし」を抑止力として持つことができる。
キャラクター引用サイト:https://shingeki.tv/season2/
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
Kindle Unlimitedをチェックする!