
本記事は完全ネタバレ解説です。
全話通してのネタバレが掲載されています。
必ず全話視聴後にお読みください。
エレンが捕らえられているので、これはマーレ急襲作戦後のこと。
エレンはこの時点でもう「地ならし」発動からラストまでが見えていて、そのために動いている。
自分を奮い立たせるため、鏡に向かって「戦え」と言っていたのだろう。
ハンジが茶化すのはミスリード。
数年前のこと。
反マーレ派義勇兵の力を借りてパラディ島にはじめての軍港が完成。
元エルディア帝国の同盟国。
巨人大戦後一度没落したが近年力をつけてきた。
フリッツ王がパラディ島に壁を作りこもってからは、パラディ島在留の元ヒィズル人は弾圧され、少数のアッカーマン一族のみ生き残った(ミカサと母親、リヴァイ、ケニー)。
ヒィズル国の外交官(外務大臣?)。
将軍家の末裔である名家アズマビト家の末裔。
母:アズマビト家
父:アッカーマン家
ヒィズル国との会談前。
「そもそも国ってのがまだよくわからんな」
エルディア人はついこのあいだまで自分達以外人類は滅亡したと信じていたので、国と国の外交がイメージできない。
エルディアと長年友好の歴史を持つヒィズル国はそれを承知しているはず。
そこを上手に利用しようとしているのはエルディア人も想像できるだろう。
時期は不明。
ジークは立体起動装置(新型)をキヨミにプレゼントし、その燃料となる氷爆石について語る。
これはパラディ島でしか採掘されない鉱石で、採掘し、産業化すれ莫大な利益を生むことは間違いない。
ジークの要望
自分の計画に賛同する。
ヒィズルの要望
ミカサに会わせる。
ヒィズルが氷爆石の採掘権を得られるかどうかはエルディア国との交渉次第だが、エルディアは外交素人なのでたやすいと踏んだのだろう。
ミカサ
ダシに使われただけ?
キヨミは本心では分家の自分に興味などないと推察
ハンジ
金の匂いに鋭いアズマビトの特性を逆手に取って、エルディアに有利な交渉を進める算段。
ピクシス
裏があるのは感づいていた。
「地ならし」でパラディ島を守るための3つの秘策
①「地ならし」の実験的活用
「地ならし」の力の一部を公開し、世界に破壊力を見せつける。
これを抑止力とする。
②ヒィズルの(エルディア国への)介入
「地ならし」は強大な力を持っているが、戦闘機が開発・量産されれば意味がなくなる(この時代の戦争はまだ地上戦中心)。
つまり、「地ならし」の力にはタイムリミットがあるということ。
なので「地ならし」が抑止力となりうる内にエルディアは軍備を整え、戦争が空中戦に以降したときにはもう「地ならし」に頼らなくても列強と渡りあえる軍事力を備えておく必要がある。
ヒィズルはそのために強力をする。
③「始祖」及び王家の血を引く巨人の継続的な維持
「地ならし」発動のためには「始祖の巨人」と王家の血を引く巨人が必要。
現在「始祖の巨人」はエレンが、王家の血を引く巨人はジーク(「獣の巨人」)が継承中。
しかしエレンの寿命はあと4年、ジークは1年。
まず早急にジークの「獣の巨人」を王家の血を引く者に継承させる必要がある。
キヨミ「ジークは獣の巨人を王家の血を引くものへと継承。その者は13年の任期を終えるまで可能な限り子を増やすこと」
名前こそ出さなかったものの、この条件を満たす者はヒストリア以外存在しない。
つまり、ヒィズルはエルディア王女であるヒストリアに対し、「獣の巨人」を継承し、すぐに誰かと結婚して13年以内に子供を沢山産み、次の継承者に喰われろと言っている。←これにエルディア人全員絶句。
当然、ヒストリアの婿を誰にするかで政治的利権や駆け引きが絡んでくるので非常にややこしい問題となる。
「地ならし」はエルディアの最大の武器なので、できれば手放したくない。
しかし、手放さないということは王家の血を引く巨人の継承を13年ごとに繰り返すことになる。
そこには政治的・倫理的問題が常につきまとう。
かといって、「地ならし」を手放す(発動条件を他国に握られる)とエルディアは終わる。
ジークの秘策はエルディアにとって魅力的だが、巨人の継承問題や、軍備が整った際「地ならし」の力をどう保持するかといった問題が先送りにされてしまう。
ハンジはそれらを未来のエルディア人にゆだねていいのか悩む。
「獣の巨人」継承を受け入れる。
仮にそうなると、ヒストリア単体で「地ならし」発動は可能なのか?(ここは不明)
ジークの寿命はあと1年なので、1年以内に継承が行われる。
そこから13年後にヒストリアは次の継承者に捕食されることが確定する。
これでは完全に王女を犠牲にして国の存続を選択したことになる。
恐らく自分達の無能無策ぶりに嘆いているのだろう。
ここでキレて反対することもたぶん未来の記憶として見ている。
だからこれは筋書きに沿った芝居と考えられる。
ただ、ヒストリアへの同情や、あらゆる選択を模索するという発言は本心だろう。
再び牢屋に捉えられたエレン。
今が現在の時間。
タイバー家が継承してきた巨人能力。
マーレでエレンが喰った。
ハンジは知らなかったらしい。
妊娠している。
話している男は結婚相手。
結局ヒィズルの案を受け入れたということ。
エレンはそれに怒っているのだろう。
食事しているのは憲兵団。
エルヴィンと同期のナイルがいる、他は不明。
丸眼鏡の男はヒストリアを「所詮は下賤の身にすぎない」と言っているが、王家の血を引いていることを知らないのか?
政治的なバックボーンはなし。
ヒストリアと幼なじみ。
ヒストリアの経営する孤児院を手伝っていたらしい。
順序としては先に「獣の巨人」を継承すべきだった。
妊娠中は身を案じてさすがに巨人継承は行えない。
ジークの寿命は会議の時点であと1年程度だったので、これで10ヶ月時間稼ぎができる。
イェレナが発案した工作か?
丸眼鏡はジークを信奉するイェレナによるジークの延命作戦と決めつけるが、実際は違う。
これにはジークの骨髄液が入っている。
それを飲むとジークの合図で巨人化する。
時間は、ヒィズルとの会談から数ヶ月後ぐらいか?
マーレ急襲作戦よりはかなり前。
調査兵団は海岸へと向かう線路を建設している。
とにかく早急に近代化を図り「地ならし」頼みの外交を打開したい。
現時点でヒストリアは結婚、妊娠しているだけだが、出産が済めば「獣の巨人」継承へと事が進んでしまう。
それを阻止するために調査兵団はあがいている。
ちなみに、巨人化して作業しないのは、巨人にしては作業が細かすぎるからだろう。
リヴァイ「お前ら図体ばかりでかくなりやがって」
単純に受け取ると、背が低いリヴァイが成長した後輩にイラついているという意味だが、実はエレンたちがこの作業にかなりの期間従事していたという説明にもなっている。
線路の距離を見てもそれが分かる。
本作ではこのように、自然な台詞の中に状況説明が混ぜられている。
初の会談以来、エルディアはヒィズルと交渉を続けてきたらしい。
内容は不明だが、恐らくエルディアが他国とも国交を結ぶことをヒィズルに承諾させるというものだろう。
エルディアは「地ならし」頼みの外交を打破したい。
そのための第一歩としてヒィズル以外の国と国交を結び、やがて和平条約を締結することを目指したと思われる(描かれてはいないが)。
しかしヒィズルは資源の独占を目指しているので、エルディアと他国が国交を結ぶことを拒否。
また、エルディアもヒィズル以外の国との交渉がうまくいっていないよう。
世界は反エルディアで団結しており、それが各国の協調の鍵となっている。
その均衡を破れば国際社会での立場が悪くなる。
だから国際社会はエルディアと仲良くしたくない。
結局、エルディアは当初の条件通り、ヒストリアの出産と「獣の巨人」継承を受け入れざるをえなくなる。
早速外交に行き詰まったエルディアは、自分達を理解してもらうためにお忍びでのマーレ旅行を計画する。
これが新たな「壁外調査」となる。
これは元々ハンジが独自に構想していたらしい。
ここから後のエレン失踪、マーレ急襲作戦へと進んで行く。
自分の寿命を想い、継承者を決めなければと言うが、エレンは未来が見えているので次の継承者はいないし必要ないと分かっている。
ここではそれを忘れてしゃべっていた。
ミカサはエレンの持つ巨人を引き継ぐと進言する。
しかしミカサはアッカーマンの末裔なので巨人化能力はない。
これは設定の確認のための台詞か?
エレン「俺はお前らに継承させるつもりはない。お前らが大事だからだ。他のだれよりも。だから長生きしてほしい」
たぶんここで未来を思い出した。
悲しい顔をしているのは、これから自分が地獄に落ちていくのを知っているから。
現在の時間はマーレ急襲作戦から帰還後。
駐屯兵団は作戦の虚をついてイェレナら反マーレ派義勇兵を拘束した。
調査兵団には知らされていなかった。
ミカサ、ジャン、アルミン、コニーは久々に見たエレンの様子に戸惑っている。
これまで見たように、エレンはずっとジークの提案には反対していた。
なのに今は完全にジークの作戦に乗っかっていることを彼らは疑っている。
自分が見た未来通りだったからおかしくなったのだろう。
エレンと直接話し、真意を確かめる。
場合によっては誰かを巨人にさせ、エレンの巨人を継承させる。
巨大樹の森の中で軟禁中。
兵団員がワインを飲んでいることに注目。
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
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