本記事は完全ネタバレ解説です。
全話通してのネタバレが掲載されています。
必ず全話視聴後にお読みください。
コニーの故郷の村。
ジーク隊が威力偵察に訪れた際、この村にガスを散布、その中にジークの骨髄液を混ぜていた。
それを吸った住民たちはジークの合図で巨人化。
時期的にはSeason2冒頭のあたりの出来事。
ジークはエルディア復権を願っているにも関わらず、なぜラガコ村を含めてパラディ島に何度も攻勢を仕掛けたのか?
断ったらマーレ当局から真エルディア派であることがばれ、エルディア復権に尽力できないから。
仕方なくマーレに協力していた……という体で話している。
マーレ人の料理人。
第一次パラディ島調査隊員で、上陸後捕虜となった。
エルディア人にマーレ料理をふるまったとき、サシャがとても気に入っていた。
第9話参照。animesuki.hatenadiary.jp
その後イェレナの嘆願もあってエルディア内でマーレ料理レストランを経営。
ジークの脊髄液入り。
ニコロがジャンから奪ったのは彼らに飲ませないため。
ガビがサシャを殺したことがニコロとブラウス家にばれた。
調査兵団はガビがサシャを撃ったのを目の前で見ていたので、彼らが認めたことで確定。
ブラウス家は森の中で獣相手に生きてきた。
娘のサシャにはそんな喰うか喰われるかの世界から出て欲しかった。
しかし、森の外の世界もまた戦争に明け暮れ、喰うか喰われるかの森の中だと知った。
サシャが死んだのは故郷の森の中で獣に喰われたと同じ。
狩人にとっては日常でしかない。
ただ、子供達(ガビ、ファルコ、他)はこの「森」(喰うか喰われるかの世界)から出して上げたい=ガビとファルコを許して解放してあげたい。
カヤは第70話で母が威力偵察によって殺されたことに対し、ガビとファルコを許した。
それはガビとファルコが直接関係していないから。
ただしサシャはガビが直接殺した。
だから殺そうとした。
ジークの脊髄液が入っていたことがようやく明かされた。
ただしニコロに確証はない。
ずっと巨大樹の森にいたリヴァイ班はイェーガー派によるザックレー爆殺やエレン脱獄の件を知らなかった。
また、これらの出来事はエルディア分断を図るジークの計略と推理されている。
かつて調査兵団はエレンが人類を救うキーパーソンだとして多数の命をなげうって救ってきた。
その結果、自分達からエレンを捕食させ「始祖の巨人」継承を進めるということに納得できない。
第1期パラディ島調査船から大量に積まれていた。
つまり、その当時から一環してエルディア人(特に政府高官)にジークの脊髄液を飲ませ、「無垢の巨人」化させる計画だった。
主導したのはイェレナ。
巨人化できるのはエルディア人のみ。
恐らくその敵国在住のエルディア人に対し、何らかの方法でジークの脊髄液を飲ませ、「無垢の巨人」化させた。
反エルディアの教育(洗脳)を強く受けてきたが、ここへ来てようやく心が揺らぎはじめる。
どこかでハンジらがこのレストランに集まっていることを知り、襲撃。
イェーガー派は兵政権の恭順方針を拒絶。
エレンはピクシスが自分達にパラディ島の命運を預けるとは思っていない。
ジークの所に連れて行くと見せかけて、用意した「無垢の巨人」にエレンを喰わせ、無理矢理「始祖の巨人」継承を図っていると推察。
兵団内にもまだまだイェーガー派のスパイはいるらしいので、その計画を耳にしたのかも。
ハンジは誰が脊髄液入りワインを飲んだとは言っていないのにフロックは「憲兵」と言った。
つまり、この脊髄液入りワインのことを知っていた。
ということは、イェーガー派とイェレナは裏でつながっていた。
つまり、イェレナはエルディアに協力する姿勢を見せておきながら、最初からエルディア破壊工作を遂行していた。
イェレナが乗ってきた第一次調査船にジークの脊髄液入りワインが大量に積んであったことからそれが分かる。
イェレナはパラディ島到着前から既にジークとフロックと通じていた。
巨人化には自傷行為が必要。
既にそれを済ませているので、エレンはいつでも巨人化できる。
それを抑止力(脅し)として対話するつもり。
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
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