本記事は完全ネタバレ解説です。
全話通してのネタバレが掲載されています。
必ず全話視聴後にお読みください。
憲兵団。
ワインは飲まなかったらしい。
アニとは憲兵団の腐れ縁的関係。
「エレン・イエーガーのせいで家が…」
これはギャグだろうが、このシリアスシーンでは笑えない。
諫山先生のサイコパスなところが垣間見える。
壁も崩壊し、「地ならし」が発動されたが、対象は非エルディア人なので彼らは必ず生き残る。
そこにある種の選民思想が生まれはじめている。
兵政権も幹部は「無垢の巨人」となってほとんど討伐され、今は無政府状態。
武力を持つ調査兵団はパラディ島の治安よりも「地ならし」への対応優先。
そういった状況をヒッチは危険視する←意外とまとも。
アニは「始祖奪還計画」前に父親の愛情を感じることができていた。
ただそのわりには非道なことをやってきた。
ここへ来てようやく悔恨の情が生まれたらしい。
ライナー、ガビ、ファルコ、アニらの家族がいる。
彼らはエルディア人なので、「地ならし」発動を「座標」でいち早く知ることができたが、マーレ側特に末端の人間にはまだ理解できない。
「無垢の巨人」化した旧政権幹部らの掃討に尽力。
その後訓練兵らと身を隠していた。
外ではイェーガー派が民衆を掌握し、実権を握りつつある。
シャーディスは旧体制派なので標的になりかねない。
かといって外国に逃げてもエルディア人には居場所がなく、「地ならし」発動によって逃げ場がない。
シャーディスは訓練兵をイェ-ガー派になびかせ、自分は死に場所を探す。
ちなみにシャーディスは訓練兵にわざとボコられたと言っているが、本当かどうかは不明。
ファルコを連れてラガコ村に帰ったコニーを追う。
コニーは「顎の巨人」を継承したファルコを「無垢の巨人」になった母親に喰わせることで母親を人間に戻すつもり。
アルミンはそれを止めたい。
この時点でアルミンは自分をコニーの母親に喰わせるという可能性を考えている。
そこまでしてファルコを救わないとガビやライナー、ピークは信用してくれないから。
ちなみに、コニーの母親が「超大型巨人」を継承したとしても、年齢からそこまで戦力にはならなさそう。
ミカサはこの状況でどう動けばいいのか分からない。
ミカサの行動原理はずっとエレンを守ることだった。
そのエレンが「地ならし」で大虐殺をはじめようとしていることに理解が追いついていない。
強力な力を持っているのに自分の意志で動けないところがユミルっぽい←ラストに向けてだんだん自分の意志を芽生えさせていく。
兵団の指揮系統が無茶苦茶になった今、統率力を発揮できない自分に苛立ち、エルヴィン団長を思い出す。
ウォール・マリア奪還作戦の際、やはり生き返るべきは団長だったと確信したアルミンは、コニーの母親に喰われて死ぬことを決意した。
実はフロックはエレンがジークを利用しようとしていることを相談されていた。
ていうか、フロックも利用されていただけなのだが、計画通り「地ならし」が発動されてハイになり客観視できていない様子。
その勢いでフロックは「新イェーガー派」の設立を宣言。
元々フロックは地味な一兵卒にすぎなかったが、混乱の中で人の上に立つポジションに到達でき、本来の自分を見失っているよう。
「俺たちは4年前、あの地獄を生き残ってー」←ウォール・マリア奪還作戦のこと。
フロックはまだあの特攻に囚われ、そこから抜け出せないでいるらしい。
「地ならし」が発動されたことにより、パラディ島以外の国や人類は壊滅する。
また、パラディ島に存在する巨人はおそらく完全に掃討した。
つまり調査兵団の任務が終わったということ。
ジャンは元々憲兵団志望で、悠々自適に暮らすことを望んでいた。
数々の試練を乗り越えてようやくそこに到達できる時がきた。
フロックは殺されたと言ったがこれは半分嘘。
本当は自分たちの舞台が追い詰めて川に飛び込ませたので「殺した」が正解。
ただ、まだ二人とも生きている。
子供とはいえマーレの戦士候補生なので、状況分析はかなり冷静。
コニーをどこかで見たことがあるというのは、恐らくユミル(調査兵団の方)の記憶。
「顎の巨人」はユミルーポルコーファルコと継承している。
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
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