本記事は完全ネタバレ解説です。
全話通してのネタバレが掲載されています。
必ず全話視聴後にお読みください。
地図。
ただし「地ならし」もこのまま進むとオディハに到着する。
それがおおよそ半日後。
それまでの時間で飛行艇を整備に動かさなくてはならない。
今後の伏線。
後で使う。
はじめての巨人化で昏睡が長かった。
目を覚ましたらマガトが爆死し、レベリオが壊滅していることを知った。
既に皆に伝えたが、アニは戦線を離脱するつもり。
レベリオは既に壊滅し、父も踏み殺された可能性が高い。
また、アニはマーレ在住のエルディア人として人類から迫害を受けてきた。
これまではマーレに貢献することでなんとか生きてこられたが、マーレが壊滅したらその後ろ盾がなくなり、これまで以上の迫害が予想される。
そんな世界を救う気にはなれない。
それに、やっとアルミンといい仲になれたから最後ぐらいは女の子として過ごしたい。
ミカサも女の子なので、アニの気持ちを察した。
しかしアニのためにアルミンを置いていくことはできない。
一方、ミカサはまだエレンを殺すことは考えていない。
それはアルミンやジャンらも同じ。
イェレナがエレンとフロックに作戦を説明。
①世界連合艦隊がパラディ島制圧に乗り出すとすれば、カリファ軍港に集結するはず。
②レベリオ襲撃。「地ならし」まで1ヶ月の猶予を与える。
③世界連合艦隊、カリファ軍港に集まる(推測)。
④ジークと接触、「地ならし」をシガンシナ区外壁に限定し発動。
⑤それにて世界連合艦隊を撃破。
艦隊を失えば世界各国が財政破綻に追い込まれるので、パラディ島への報復攻撃をしている余裕はなくなる。
これでエルディアが近代化する猶予ができるとイェレナは考える。
マーレ南にある砦。
飛行船の研究基地がある。
ここがエレンの第二攻撃目標だと予測できる。
素直に吐いたのはジークの「安楽死計画」が正しかったことを認めてほしかったから。
結局イェレナにあったのはジークへの憧れのみ。
ちなみにそのジークは愛情不足がこじれただけで、実は愛されていたと分かった時点でもう心が折れているのだが、イェレナはそれを知らない。
船室に閉じ込めてピークが強制退去させるつもり。
おそらくこれまで戦場にかり出してきたことへの悔恨の念からそうした。
最後に改心し爆死したマガトへの義理を果たしたいという気持ちもあるのだろう。
ピークは最後まで戦うつもり。
もう死を覚悟している。
恐らくオディハへは0時前後頃到着。
そこから夜明けを迎えた。
アニはミカサには冷たく対応するが、さすがに同じ戦士であるライナーやピークには申し訳ないと思っている。
「あの日」とは、「始祖奪還作戦」でライナー、ベルトルト、アニ、マルセルがパラディ島に上陸した日のこと。
皆は引き返そうとしたが、ライナーが作戦続行を強く勧めた。
調査兵団としては、アニは立体起動装置も使いこなせてしかも巨人にもなれるので、戦力としては大きい。
二人はマガトの最後からメッセージを読み取った。
軍人気質が強いのでそれを命令として受け取り、遂行するつもり。
リヴァイ「相変わらず巨人とは片思いのままだな、クソ眼鏡」
ハンジ「すぐに仲良くなるさ」←既に特攻を決意している。
リヴァイ「やつみたいなことを言ってんじゃねぇよ」
やつとはエルヴィン団長。
リヴァイもハンジが死ぬ覚悟をしていることに気づいた。
恐らくガビに撃たれた後、どうにかして船に立体起動のアンカーを打ち込み、引っ張られてきた。
最後の台詞は、
「行かないでくれ…島のみんな殺される…俺たちの悪魔…それだけ希望」
意味は、「エレンを止めに行かないでくれ、「地ならし」が中途半端に終わればパラディ島のみんなが報復で殺される、俺たちの悪魔であるエレンが世界を滅ぼすこと、それだけが希望なんだ」という感じ。
フロックの死を看取って、ハンジの心に火が点った。
既に覚悟を決めたハンジはアルミンを第15第調査兵団団長に任命し、巨人を食い止めるために特攻。
これはエルヴィンの意志を受け継いだ行動とも言える。
ヒロイックだが、裏を返せば自死の連鎖、無言の圧を受けての行動ともいえる。
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