SHY -シャイ-【公式】|TVアニメ化! (@SHY_off) / X
2023年10月~12月
原作:実樹ぶきみ(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)
監督:安藤正臣
助監督:谷口工作
シリーズ構成・脚本:中西やすひろ
メインキャラクターデザイン:田中雄一
キャラクターデザイン・総作画監督:髙井里沙 末田晃大
アクションディレクター:諸貫哲朗
CGディレクター:相澤楓馬
美術監督:下山和人
色彩設計:斉藤麻記
撮影監督:魚山真志(chiptune)
編集:内田恵(MarvyJack)
音響監督:濱野高年
音楽:椿山日南子
アニメーション制作:エイトビット
紅葉山テル/シャイ:下地紫野
小石川惟子:東山奈央
えびお:杉田智和
スピリッツ:能登麻美子
スターダスト:三木眞一郎
レディ・ブラック:鈴代紗弓
ミェンロン:村瀬歩
ユニロード:井上喜久子
スティグマ:田村睦心
ツィベタ:沢城みゆき
クフフ:日高里菜
タイトル通りシャイな女子高生がヒーローとなって悪と戦う物語。
昨今ではめずらしい女性ヒーローもので、プリキュアやセーラームーンと真っ向から勝負する姿勢は好感が持てる。
タイプ的にはヒロアカに近いのか。
キャラクターは萌え萌えしすぎず、かといって女性受けを狙ったわけでもなく、とてもバランスよく造形されている気がした。
また、ヒーローは国を代表しているようだが、「キン肉マン」のラーメンマン的な際どいキャラはおらず、その辺も安心して観られる。
キャラクターは善悪共にしっかりとした背景があり、それらを丹念に掘り下げて克服していく様子は応援したくなる。
回想もそこまでダラダラしていないので退屈さは感じない。
12話で主人公がヒーローに憧れる一般人ではなく、”普通”に憧れるヒーローであることをナレーションで提示し、主題回収。
これも今風な感じで納得。
全体的にとてもバランスがよく、最終話まで楽しめた。
ただ、突き抜けたもの、狂ったものがなく、全てが許容範囲内で、終わってみると心に残るシーンがほとんどなかった。
理解不能の演出、受け止めきれない悲しみ、くどすぎるギャグ、解決されない謎等々、あったらあったでめんどくさいけど、なかったらなかったで物足りない。
視聴者とはつくずく贅沢でわがままな存在だなと変な考えに行き着いてしまった作品。
でも普通に楽しめるのでおすすめ。
なし
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