2016-01-01から1年間の記事一覧
登場人物すべてに著名な文豪の名前が当てられている異色作。 彼らが持つ能力は作品名などに由来する。 例えば、芥川龍之介、能力名「羅生門」など。 もはや打ち止め間のあった能力バトル物に新たな可能性を切り開いた作品と言っていい。
アニメ史上初(らしい)ラグビーもの。 ルールが難しいとされるラグビーの基本から丁寧に解説しつつ話が進んでいくので、初心者には嬉しい。 団体スポーツものの鬼門として登場人物の描き分けがあるが、比較的最初の段階からしっかりとそれぞれのキャラの個…
業界ものだが、業界の裏側や制作の苦労をなどよりも社内の日常風景に重きが置かれている。 主人公の成長や、他社との競争、業界の軋轢などといった話はほとんどない。 その分設定や登場人物の相関関係が把握しやすく、すぐに作品の世界観に入りこめる。 ドジ…
WIXOSSという実際のカードゲームを取り入れたバトルもの。 WIXOSS-ウィクロス-|タカラトミー キャラも可愛く、バトルシーンも迫力がある。 しかしながら、前半は淡々として煮え切らず、後半にかけて謎の追加設定がなされ、もやもやが残る。
ありそうでなかった本格フィギアスケートアニメ。 美しい作画とジブリアニメを彷彿とさせる柔らかいタッチの背景が世界観を引き立てる。 スケートシーンも一切手を抜かず、全て元フィギアスケーターの宮本賢二氏が振り付けを担当し、迫力満点のクオリティと…
一度はやったことや感じたことのある読書あるあるをハイテンションでつないでいく短編ギャグアニメ。 一話約3分と短いのでさくっと観られるのはいいが、その分台詞が相当早口で疲れる。 引用される名著も一瞬しか出てこないので覚えられない。
40代以上はタイトルから”あの”ドリフターズを連想してしまうが、全く関係はない、念のため。 歴史上の偉人の○○と△△が戦ったらどちらが強いか?といった、誰もが考える妄想を、異世界召喚ものとして具現化した究極の中二病作品だが、やりきっている感がハン…
原作が小説だからか、アニメアニメしておらず、万人受けする内容。 それぞれのキャラは立っているが、デフォルメはされておらず、どこにでもいそうなので、違和感なく入り込める。 原作を読んでいないのでそちらはどうか分からないが、アニメ版には悪人や悪…
若手女性声優たちの葛藤を描いた業界もので、「SHIROBAKO」の声優版といった印象。 ストーリーは常に舞台裏、楽屋裏に焦点が当てられており、よくある声優のサクセスストーリーとは一線を画する。
ありそうでなかったタイプのバトルもの。 未熟な主人公(達)の成長を描くという王道ストーリーと、ほどよいお色気が少年漫画的で爽やかである。 主人公の神無のぞみは関西弁であり、関西弁キャラが好きな人にはたまらないかもしれない(私はそうでもない)。…
戦記ファンタジーものだが、それほど荒唐無稽ではなく、第二次世界大戦の欧州、とりわけナチスドイツについてしっかり調べてから作られたと思われる(それぞれの国の名前は変えてある)。 そのせいか、全体的にややシリアスで暗い印象。 ただし、残虐な描写…