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メタルスキンパニック MADOX-01 - Wikipedia
1987年（OVA）
原案・監督 - 荒牧伸志
テクニカルアドバイザー - 西森明良
キャラクターデザイン - 田村英樹
作画監督 - 合田浩章
オープニング原画：庵野秀明
メカニックデザイン - 荒牧伸志、山根公利
美術監督 - 南郷洋一
撮影監督 - 沖野雅英
音楽 - 矢島賢
音響監督 - 本田保則
制作プロデューサー - 榎本歩光、柳田滋夫、内山秀二
制作 - AIC、アートミック
製作 - 創映新社、ポニーキャニオン
杉本紘二 - 松本保典
楠本枝里子 - 麻上洋子
キルゴア中尉 - 曽我部和恭
名倉しおり - 石田有紀子
エリーの上官 - 池水通洋
小野瀬春男 - 長谷有洋
将軍 - 広瀬正志
司令官 - 加藤正之
高官 - 岡和男
86年にOVAとして発売された40分程度の単発アニメ。
日本人でかなりのアニメ通でもほとんどの人は知らないと思う。
かくいう自分もtiktokで「メカニックの表現がすごいと話題に」という動画を観てはじめて知った。
主人公が偶然手にした最新軍事ロボットに乗り込み街を暴走、軍がそれを確保しにいくというシンプルなストーリー。
80年代らしいキャラデザと、大げさな演出、手描きのあたたかみのある作画にレトロなBGMと、ノスタルジーをかきたてる作品。
ストーリーがシンプルな分メカニックやバトルを存分に楽しめるが、逆に言えばそれしかなく、世界観は本来広くあるべき作風なのに狭く、ご都合主義。
人間ドラマも薄っぺらい。
随所に「地獄の黙示録」へのオマージュらしいところがあるが、（キルゴアという名前だったり、ヘリが出てくるシーンなど）、遊び心やネタとしても今ひとつはまっていない印象。
肝心のロボットも攻殻機動隊に出てきた海自のアームスーツとボトムズの中間みたいな感じでオリジナリティはそこまでない。
埋もれるべくして埋もれた作品と言えるが、ネット、サブスク時代にこうして再発見されるとそこにまた新しい価値が生まれるのが不思議。
アニメを研究している人や、ドヤりたいアニオタは観ておくべき作品。
