2025年7月~8月
原作:「タコピーの原罪」タイザン5(集英社ジャンプ コミックス刊)
監督・シリーズ構成:飯野慎也
キャラクターデザイン:長原圭太
プロップデザイン:10+10 中井杏
2Dワークス:アズマ 10+10
美術監督:板倉佐賀子
色彩設計:秋元由紀
CGディレクター:茂木邦夫
カラースクリプト:大谷藍生
撮影監督:若林優
編集:坂本久美子
音響監督:明田川仁
音楽:藤澤慶昌
アニメーション制作・プロデュース協力:ENISHIYA
タコピー:間宮くるみ
しずか:上田麗奈
まりな:小原好美
東:永瀬アンナ
ハッピーママ:能登麻美子
チャッピー:藤原夏海
まりなの母:恒松あゆみ
まりなの父:川田紳司
しずかの母:大地葉
潤也:逢坂良太
東の母:内山夕実
タコ型宇宙人がド○えもんのようにいろんな道具を出して、いじめや虐待に悩む子供を助けるというお話だが、それがいちいち裏目に出て事態は悪い方に悪い方に進んで行く。
子供向けアニメのようなキャラクターに騙されてウキウキと観ていると第1話で地獄に突き落とされるので要注意。
疲れている人や病んでいる人は本気で観ないほうがいい。
それぐらい視聴者をどん底に突き落とす究極の鬱アニメ。
「メイドインアビス」が可愛く見えるぐらいといったら分かってもらえるだろうか?
さて問題は6話完結という短さ。
最初なにかのネタか、一度完結してまた第2部とか始まるのかと思ったが、本当に終わったっぽい。
原作も上下巻しかないのでたぶん原作通りなのだろう。
確かにストーリー自体はちゃんと完結しているし、それなりに救いのある終わり方だが、この世界を存分に描き尽くしたかというとやはりそうは思えない。
登場人物の感情も駆け足でさらった感が否めないし、タコピーの存在も説明不足。
別に、アニメはみんな12話で作っているからこの作品も12話やれとは思わないが、いくらショートコンテンツ全盛のこの時代でも、さすがに6話では無理があると思う。
厳しく言うと、ひとつの世界をこの世に生み出すことへの覚悟や責任が不足している気がした。
まあそういった点も含めて、間違いなくここ数年で一番の問題作なので、元気がある人は一度観てみるべし。
何度も言うが、病んでる人は本当に観ない方がいい。
なし
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不明