2025年7月~9月
原作:作楽ロク『ブスに花束を。』(「ヤングエース」KADOKAWA刊)
監督・シリーズ構成:湊未來
キャラクターデザイン:大島美和
サブキャラクターデザイン:ビート
プロップデザイン:田中萌
美術監督:中原英統
美術3Dオブジェクトデザイン:榎本嘉輝
色彩設計:五十嵐明
撮影監督:新谷優子
編集:近藤勇二(REAL-T)
音響監督:土屋雅紀
劇伴プロデュース:en:Stereo
音楽:林ゆうき 山城ショウゴ
アニメーション制作:SILVER LINK.
田端花:早見沙織
上野陽介:土屋神葉
鶯谷すみれ:青山吉能
五反田鉄男:細谷佳正
新橋努:畠中祐
上野圭介:小市眞琴
ブスを自覚し、容姿に準じてつつましく生きようとするヒロインにラッキーチャンスが訪れ、クラスいちのイケメンとやがていい仲になっていくというお話。
ありがちな設定だが、田端のキャラクターや細かいイベントのひとつひとつが面白く、気がついたらはまっていた。
主題はアンチルッキズムのようでいて、でも思いっきりルッキズムを肯定しているようでもあり、そこまではっきりしていない。
ただ、田端は最後まで可愛くはなかったから、そこは一本筋が通っているようだ。
面白かったのは、クラスいちの美女である鶯谷。
徐々に美人キャラが崩壊していくところが笑えた。
ただ、イケメンの上野がブスの田端に本気で恋をした理由がイマイチ弱く、プロットありきに見えた。
鶯谷は容姿もよく、性格も(表向きは)悪くないし、社会性もある。
そっちを選ばない理由が最後までぼやけていた。
鶯谷をちゃんと悪女に描いていたら分かりやすかったのだが。
ラストもなんか平成初期のメロドラマみたいで若干萎えた。
それなりに楽しめる作品なので恋愛ものが好きならおすすめ。
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