1992年10月~1995年1月
監督:阿部紀之(現:阿部記之)
製作:布川ゆうじ
企画:大野実
プロデューサー:清水賢治/金田耕司/木村京太郎/萩野賢
シリーズ構成:大橋志吉
アニメーションキャラクターデザイン:山沢実/北山真理/大西雅也
オープニング・エンディングアニメーション:大西雅也/岸義之/下田正美/榎本明広/西尾鉄也/井上敦子
美術デザイン:池田祐二
美術監督:池田祐二/高田茂祝
撮影監督:福島敏行
音楽:本間勇輔
音響監督:水本完
浦飯幽助:佐々木望
桑原和真:千葉繁
蔵馬/南野秀一:緒方恵美
飛影:檜山修之
コエンマ:田中真弓
雪村螢子:天野由梨
雪菜:白鳥由里
戸愚呂弟:玄田哲章
馬渡松子 (MATSUKO MAWATARI) (@MatsukoMawatari) / Twitter
複数。
Netflixにあったので全話一気に観た。
個人的にはジャンプで連載開始から終了まで読んでいた世代なので、なつかしさに胸が一杯になった。
90年代初期のアニメなので表現や効果音などがかなり古くさいのだが、キャラクターの多彩さや展開の面白さなどは今観ても全然いける。
大人目線で観ると、浦飯遊助の持つセクシーさがいい意味で少年漫画らしくなく、際立っているなと感じた。
今でこそ伝説的な作品だが、当時のジャンプでは必ずしもそこまで飛び抜けたていたわけではなく(なにせドラゴンボール、スラムダンク、るろうに剣心などが同時に連載していた時代)、ドラゴンボールの二番煎じとか、うしおととらのパクリなどと言われていたのを思い出した。
さすがに大人になってもそうは思わないが、改めて観ると設定の理論武装が足りていないことが気になった。
例えば中盤あたりから遊助が空を飛べるようになるのだが、ドラゴンボールで言う「舞空術」的な理屈や、それを習得するための修行などは幽遊白書にはない。
また、「霊気」と「妖気」の違いも最後までよくわからなかった。
個人的に、本作の楽しみ方は、「ハンター×ハンター」へと続く富樫漫画の主題の萌芽を見つけることにあると思った。
例えば、多彩なキャラ、能力バトル、異世界、ゲーム世界への転生、人の業、残酷性、などなど。
いずれも幽遊白書で萌芽し、ハンター×ハンターで花開いていると思われる。
幽遊白書では弱かった設定の理論武装も、ハンター×ハンターではこれでもかと言わんばかりに理論付けがなされている。
もちろん、作品そのものを楽しむことも十分可能。
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