*ネタバレ注意!
クゼとプルトニウムの受け渡しをしていたロシア人マフィアはリモート死体だった。
アームスーツのパイロットもリモート死体。
スーツはまだ陸自に納品される前のもの。
クゼにプルトニウムの中身を確認させないため、おそらく内庁が軍を装って現場を攻撃させた。
ということは、ロシア人マフィアと内庁は繋がっている。
プルトニウムは空だった。
しかしクゼはそれを仲間には黙っている。
クゼ以外の難民と政府関係者は難民がプルトニウムを持っていると思い込んでいる。
内庁だけは難民が持っているプルトニウムが空だと知っている。
だから内庁だけは難民からの核攻撃はないと知っている。
プルトニウムが空だとバレないようにするため。
少佐、パズ、ボーマは佐川電子へ。
内庁への潜入捜査同様、タチコマのエージェント機能を使ってセキュリティをハックしてすんなり潜入。
同時に警備員の電脳もハックし、擬似記憶を植え付け少佐を40年来出入りの上沢写真館の跡取り娘と認識させた。
加賀崎、ロシアンマフィアのジャブロフも殺された。
恐らく電脳を焼かれている。
プルトニウム売買の証拠となるデータは消去されている。
全て内庁の仕業だろう。
- 少佐「コイルを操っていたのは内庁という証拠はない」
コイルとは、リモート死体のロシア人。
中国政府は非公式ながらすでに出島を「自治区」と呼んでいる。
今後の流れを見据えて既に手を打ち始めているよう。
茅葺は親中派(たぶんこの情報はここで初出)。
- プルトニウム
クゼ←空だと知ってる。
内庁←空だと知ってる。
高倉官房長官←たぶん空だと知ってる。
政府←一部を除きクゼに渡ったという認識。
9課←空だと疑っている。
難民←クゼが手に入れたという認識。
マスコミ←プルトニウムの取引があったことをキャッチ。
国民←まだ何も知らない。
- 高倉官房長官の思惑
プルトニウムがクゼの手に渡り、出島に持ち込まれそうになっていて、さらにそのプルトニウムは空だと知っているのに動かない。
高倉からしたら、プルトニウムが出島に持ち込まれた方が軍を動かす理由ができる。
おそらく高倉は米帝に核攻撃を打診し、実際に核が使われた後ポセイドンの放射能粉塵除去技術を使いアピール、その流れで新日米安保を締結する段取りなのだろう。
もちろんクゼの持ち込んだプルトニウムは空なので政府サイドおよび米帝は核攻撃されないというのもポイント。
合田のシナリオ通りに動くことになるだろうが、合田のコントロール下にあるわけではない。
実際「個別の11人」ウイルスに感染しても合田のシナリオ通りには動かなかった。
この状況を逆転できる要素があるとすればクゼの動き次第。
少数精鋭の9課では、もはや難民や国民感情をここからコントロールするのは不可能。
クゼ一人に的を絞って状況打開を探るのが最も9課に適した任務となる。
海保がクゼの乗っている漁船を発見、戦闘となる。
その後長崎が突如大停電を起こす。
第19話で内庁がシミュレートしていた。
内庁の仕業だろう。
偽装船は出島沖で沈んだ(22話少佐談)。
クゼはプルトニウムを持って沖合まで泳ぎ、停電に乗じて出島入りした。
政府からすれば、プルトニウム(中身は空である可能性が高いが、その確証はない)が難民に渡り、いよいよ対応を迫られる。
Kindle Unlimitedをチェックする!