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進撃の巨人 Season2 第10話(35話)「子供達」解説

https://shingeki.tv/season2/©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

本記事は完全ネタバレ解説です。

ご注意ください。

第9話(34話)解説を見る

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ラガコ村

調査兵団が再調査している。

団員はモブキャラなので覚えなくていい。

既に何度か説明したが、ジークが脊髄液入りガスを散布し、それを吸った住民が合図で巨人化、それらをジークが操った。

寝たきりの巨人はコニーの母親。

後半また登場する。

ベルトルトの台詞

「あいつはマルセルを食ったやつじゃないか」

マルセルとはライナー、ベルトルト、アニらと共に「始祖奪還作戦」に就いていたマーレの戦士。

「顎の巨人」の継承者だったが、「無垢の巨人」としてパラディ島を彷徨っていたユミルが捕食し、ユミルが「顎の巨人」を継承した。

ライナーの台詞

ベルトルトの「ユミルは信用できるのか?」という疑念に答えられてはいない。

本人は戦士に戻ったと言っているが、本当はまだ混乱していることを表現しているのか?

「座標」

「始祖の巨人」の持つ、巨人を操る力、あるいは「始祖の巨人」そのもののこと。

エレンが「始祖の巨人」なのか、「座標」を持っているのかはいまだ分からない。

もし違っていた場合、レイス家の血を引くクリスタは手がかりとなる可能性がある。

ベルトルトの想い

ベルトルトはアニが好き。

後にアルミンがベルトルトを捕食し、その後アニに好意を寄せるようになるが、ベルトルトの想いも引き継いでいるのだろうか?

先の短い殺人鬼

「9つの巨人」継承者は余命が13年となる。

アニも同じなので、先の短い殺人鬼同士とはそういう意味。

どうせ余命あと10年程度なのでじっくり相手を選ぶ時間はないし、たぶんベルトルトの想いをアニは受け入れてくれるとライナーは踏んでいる。

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捕食者の記憶

ユミルもベルトルトも、前継承者を捕食した記憶はないらしい。

ただ、エレンにはほんの少しだけ記憶が残っていた。

個人的には前継承者の記憶が体内に残っていると思う。

ユミル

ユミルがマルセルを捕食したのは5年前。

ということはユミルの寿命はあと8年。

それまでに60年ほど「無垢の巨人」としてパラディ島を彷徨っていた。

一応その間の記憶はあるらしく、本人は”終わらない悪夢”と言う。

 

 

調査兵団到着

調査兵団が巨大樹の森に近づいている。

ユミルはクリスタもいると確信するが、ライナーは撤退を選ぶ。

お前らの戦士に食われた後か?

ユミル「機会を待つだと?そりゃ…私がお前らの戦士に食われた後か?」

ユミルはマーレに連れて行かれると間違いなくマーレの戦士候補生(エルディア人)に捕食され、「顎の巨人」を強制的に継承させられると思っている。

自分が死んだ後でクリスタの無事を保証されても意味がない。

このライナーの提案に対し、ユミルはまた心を揺さぶられる。

ユミルの回想

ユミルはマーレの孤児。

「楽園送り」になって60年程経っているので、最低でも60年以上前の出来事。

マーレに潜伏する「エルディア復権派」に、巨人の始祖「ユミル」と同じ名前を付けられ、祭り上げられた。

後、マーレ当局にアジトに踏み込まれる。

ユミルを連れてきた司祭(?)は罪をユミルにかぶせる。

なお、司祭の服装がかなりいいものになっていて、宝石なども沢山つけていることから、ユミルを使って相当儲けたように思われる。

一方ユミルの衣装は質素。

 

ユミルはユミルで与えられた役割にしっかり乗っかっていたらしい。

ようやく設定であることを思い出したものの、自分を心から信じる信者の手前、暴露できずに最後まで役割を演じた。

 

市中引き回しにされた後、パラディ島の境界で巨人化の注射を打たれ、「無垢の巨人」としてパラディ島を彷徨うことになる。

これがエルディア人への刑罰「楽園送り」。

 

ユミルはこれを<人の役に立てていると自分に言い聞かせ、自分に嘘をつき続けたことへの罰>と捉える。

だからユミルは”良い人”を演じ自分に嘘をつくクリスタに同族嫌悪と、同時に強い愛着を抱いた。

 

その後、マルセルを捕食。

このとき、「楽園送り」から60年ほど経っている。

そしてユミルは「顎の巨人」を継承し、人間に戻る。

そして壁内に潜入し、自分に嘘をつかない生き方を模索する中でクリスタのことを偶然知る。

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現在

結局のところ、ユミルはクソみたいな自分にも優しく笑ってくれるという理由でクリスタに一目逢おうとする。

虐待を受けた子供が誰かに依存しやすくなるのと同じように、ユミルはクリスタにもはや依存している。

狂気を帯びたユミルにライナーたちも押されてしまう。

また憲兵団が

ジャン「また憲兵が…」

この台詞だけで憲兵団が随行していることと、あまり役に立たずに巨人に食われまくってることが分かる。

巨人に捕まる瞬間も背中越しに映し、マークで憲兵団であることを理解させている。

簡潔で高度な表現。

ユミル

既に自分が巨人である姿を多数に見せていることと、自分はあくまでライナーたちにさらわれたという立場から、巨人化して姿を現しても殺される確率は低いと考えたのだろう。

そうして安心させておき、クリスタを連れ去る計画。

もちろんクリスタは捕食していない。

口の中に入れただけ。

 

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キャラクター引用サイト:https://shingeki.tv/season2/

©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

 

 

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