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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか? - Wikipedia
2017年8月18日公開
原作:岩井俊二
総監督:新房昭之
監督:武内宣之
脚本:大根仁
音楽:神前暁
キャラクターデザイン:渡辺明夫
総作画監督:山村洋貴
企画・プロデューサー:川村元気
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及川なずな:広瀬すず
島田典道:菅田将暉
安曇祐介:宮野真守
純一:浅沼晋太郎
和弘:豊永利行
稔:梶裕貴
三浦先生:花澤香菜
なずなの母:松たか子
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米津玄師 official site「REISSUE RECORDS」
Amazonプライムで視聴。
オープニングで岩井俊二原作と知って『あー……』と覚悟したが、それほどつまらなくはなく、一応最後まで観られた(スワロウテイルは途中でやめたくち)。
内容はわりとよくあるタイムリープものと家出ものを足し、夏で味付けした感じ。
人気若手俳優を起用しているところが批判されているが、個人的にはそれもそれなりに楽しめた。
少年にガッツがないのも今風といえば今風かな。
ただ、全体的になんかめんどくさい作品。
ストーリーも変に純文学作品のような演出をしているので、一回観ても分からない。
かといって根気強く二回三回と観るほど作品に強度がないので、結局一回観て「なんじゃこりゃ?」「何が言いたいの?」「つまんね」で終わってしまう。
視聴者を過信しすぎたのだろう。
三回観たら分かるのかもしれないが、三回観るほど作品に魅力がなかった。
もしかしたら、若手俳優や人気歌手を起用しとけば何回も観てくれるだろうと計算したのかもしれないが、だとしたら視聴者を馬鹿にしすぎ。
どうせなら徹底的にマニア向けに作れば歴史的な作品になったかもしれないとふと思った。
そう考えると、複数回観たら分かる作品を作り、複数回観させられる新海作品の強度に改めて驚嘆する。
ちなみにタイトルも変に捻りすぎて損している。
このタイトルにしたのは、『ひとつの出来事にはいろんな視点や可能性があるよ』ってことだろう。
そして、その可能性を信じて一歩踏み出せば未来は変わる……みたいなことが言いたいのだろうが、だったらもっと分かりやすいタイトルにできるはず。
このタイトルを観て誰もが「いつ誰が打ち上げ花火を下から横から見るんだろう?ラストできっとそうなるはず!どんなに綺麗なシーンなんだろう?」と期待するだろう。
で、最後まで観て肩すかしを食らうので、視聴後にがっかり感が伴ってしまい、ついSNSなどで愚痴りたくなるのだろう。
この、簡単なことを変に難解にするあたりが岩井俊二っぽくて寒気がする。
新海作品がどれだけ凄いかを確認するためにあるような作品。
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