原作:木緒なち『ぼくたちのリメイク』(MF文庫J刊)
キャラクター原案:えれっと
監督:小林智樹
シリーズ構成:木緒なち
キャラクターデザイン:川村幸祐
音響監督:納谷僚介
音響制作:スタジオマウス
音楽:Elements Garden
音楽制作:ブシロードミュージック
プロデュース:フロントウイング
アニメーション制作:feel.
橋場恭也:伊藤昌弘
志野亜貴:古賀葵
小暮奈々子:愛美
河瀬川英子:東山奈央
鹿苑寺貫之:石谷春貴
加納美早紀:沢城みゆき
火川元気郎:高橋英則
桐生孝史:田丸篤志
樋山友梨佳:大塚紗英
杉本ミキオ:落合福嗣
柿原将:中島ヨシキ
橋場美世子:反田葉月
登美丘罫子:大空直美
慈照寺さゆり:赤﨑千夏
御法彩花:高橋李依
橋場マキ:本泉莉奈
森下美樹:石見舞菜香
from ARGONAVIS(フロム アルゴナビス) 公式ポータルサイト
冴えないクリエイターが今の記憶のまま10年前にタイムスリップし、当時進学できなかった芸大に入って自分の人生をリメイクするというお話。
主人公はこれから何が流行るのかを全て知っているので無双状態。
ある種のチート作品かと思いきや、その能力が周りをじわじわと不幸にしていく。
そして新たにタイムスリップすると……。
ラノベテイストと青春小説が上手にミックスされていて、学生時代のキラキラ感、根拠のない無敵感を思い出せる作品(ない人はすまん)。
キャラクターはややテンプレ的でちょっと掴み辛かった。
特に主人公がなんかいいやつすぎて魅力を感じなかった。
ルサンチマン抱えたクリエイターなら、せっかくのチートをもっと悪用するはず。
そこからの改心であればもっと盛り上がったかも。
まあ、そんなガッツがある人間なら元の世界でちゃんと名を残していたんだろうが。
だから人物造形としては矛盾していないけど、やっぱり物足りなさは否めない。
あと、クリエイターが観ても何も得られるものはない。
たぶん原作者はクリエイターという人種をあまり分かっていないと思う。
ラノベとはいえ、もっとクリエイターの業みたいなものを描いてほしかった。
クリエイターを題材にした作品としては「レクリエイターズ」や「冴えない彼女の育て方」には到底及ばない。
https://viewer-trial.bookwalker.jp/03/13/viewer.html?cid=122b90d3-01a0-4ec2-ae12-6829241a10a6&cty=0
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