本記事は完全ネタバレ解説です。
全話通してのネタバレが掲載されています。
必ず全話視聴後にお読みください。
「今から100年以上前、人類にある天敵が現れたー」
これはレイス家が継承する「始祖の巨人」によって改竄された記憶。
歩きながらミカサが一瞬見たものは、両親が殺されたときの記憶。
後に詳しく回想する。
「ああ、まただ」とは頭痛のこと。
ミカサの頭痛はユミルがミカサの頭の中を覗いているから起こる。
地図で確認すると、
シガンシナ区からウォール・ローゼ内に入る門。
ここで巨人を食い止められたら、シガンシナ区は捨てても人類はまだウォール・ローゼ内で活動できる。
ライナーがここを破壊した理由は、巨人をウォール・マリア領内に侵入させ、壁内人類を自動的に殺戮させたり、エルディア政権を混乱させるため。
あと、単純に自分もウォール・マリア内に入るため。
だから壁内に侵入したら破壊活動はすぐにやめた。
あとは隠れて適当に人間に戻り、難民のふりして壁内に潜入する。
船の上でアルミンに語りかけているのは祖父。
アニオリキャラ。
ライナー(「鎧の巨人」)はシガンシナ区とウォール・マリアをつなぐ内門を破壊。
壁内地図参照。
巨人を駆逐する→人間を駆逐する(地鳴らし)→巨人を駆逐する(エルディア人から巨人化能力を除去)という流れ。
ちなみに、ここでも瞳が放射状に輝いているので未来のエレンが干渉している。
マーレの「始祖奪還計画」によるもの。
本作戦に選抜された巨人の継承者は、
マルセル、「顎(あぎと)の巨人」
ベルトルト、「超大型巨人」
アニ、「女型の巨人」
ライナー、「鎧の巨人」
このうちマルセルは「無垢の巨人」化したユミルに食われた。
ベルトルト、アニ、ライナーは三人でシガンシナ区を目指す。
シガンシナ区に着いたらベルトルトの「超大型巨人」で壁を破壊。
ベルトルトは巨人化を解く。
アニは「女型の巨人」の能力を用い「無垢の巨人」を呼び寄せる。
ベルトルトは「女型の巨人」に乗って「無垢の巨人」たちと一緒にシガンシナ区に侵入。
その後アニは機を見て巨人化を解く。
最後にライナーが「鎧の巨人」で内門を破壊。
最終的にライナー、ベルトルト、アニはウォール・マリア内に侵入し、そこから「始祖の巨人」の手がかりを探すという作戦。
「無事でいてくれ」と言っているので、巨人の襲撃は知っている。
マーレがついに動き出したことを知り、自体が急を要することを認識。
恐らくこの時点でグリシャはレイス一家を惨殺、「始祖の巨人」を奪った。
そして「進撃の巨人」「始祖の巨人」をエレンに託すために馬車を駆っている。
暗闇の中でエレンとグリシャが揉み合うような描写。
グリシャは注射でエレンを巨人化させ、「始祖の巨人」と「進撃の巨人」を継承させるために自分を食わせる。
エレンはそのことを忘れるが、恐らくグリシャが「始祖の巨人」の能力で先にエレンの記憶を操作しておいたのだろう。
ここはトロスト区。
エレン、ミカサ、アルミンは無事トロスト区まで避難できた。
「父さんと会っていた気がする」
事実。
記憶を改竄させられたのに薄っすら記憶があるのは、巨人の能力でグリシャの記憶を見たから?
ただ、この時エレンはまだ「進撃の巨人」、「始祖の巨人」を継承したことを自覚していない。
食料の配給に向かうエレンとミカサ。
一瞬アニが映る(パンをもらう金髪の女の子)。
そもそも食料不足の上、突然避難してきた他区民に取られるのは嫌。
しかも今はウォール・ローゼ壁外まで巨人が迫っている。
それもこれもシガンシナ区民やそこにいた兵団のせいと考える人も多いだろう。
駐屯兵団。
この紋章で分かる。
壁の守備、壁内防衛に当たる。
17:55辺り、廊下の奥に子供のエレンと同じ服装の男がいる。
未来のエレンが様子を見に来たのか?
食料確保のため荒地の開拓に回される。
しかし食糧難は回復せず、翌年中央政府はウォール・マリア奪還作戦に大量の避難民を投入。
25万人の兵士を投入し、生存者は百数十名。
おかげで残されたものの食糧不足は僅かながら改善された。
アルミンの祖父も出征し死亡。
ちなみにこのモノローグもアルミンの声だが、明らかに大人の声。
やはり本作のモノローグは全てが終わった後のアルミンの回想と考えていいだろう。
時が過ぎ、エレン、ミカサ、アルミンは第104期訓練兵団に入団。
他にも「始祖奪還計画」で壁内に侵入したベルトルト、アニ、ライナーも入団。
キャラクター引用サイト:https://shingeki.tv/season1/character/#0
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