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2012年4月~9月
原作:藤巻忠俊
監督:多田俊介
シリーズ構成:高木登
キャラクターデザイン:菊地洋子
小物設定:石川真理子、太田恵子
美術設定:青木薫、金城沙綾
美術監督:三田慎也、鈴木路恵
色彩設計:佐藤真由美、竹田由香
撮影監督:荒井栄児
CGIディレクター:磯部兼士
編集:植松淳一
音響監督:三間雅文
アニメーション制作:Production I.G
黒子 テツヤ:小野賢章
火神 大我:小野友樹
緑間 真太郎:小野大輔
黄瀬 涼太:木村良平
相田 リコ:斎藤千和
笠松 幸男:保志総一朗
日向 順平:細谷佳正
伊月 俊:野島裕史
高尾 和成:鈴木達央
黒バスの特徴は、プロットの速さとわかりやすさにあると思う。
第1期は高校入学から始まる。
普通の少年漫画的プロットなら、主人公がバスケに出会うまでを描き、さらにバスケというスポーツを覚えていくまで、そしてゲームデビューなどを丹念に描いていくのだが、黒バスはそういった出会いや修行期間などを全てすっ飛ばして、かなり早い段階から試合が始まる。
このスピード感が現代にマッチしていると思われる。
また、主要キャラを既に完成された状態で登場させることにより、彼らがそこに至るまでの回想編をいつでも挿入させることができる。
実際、アニメでは第3期で回想編(中学編)が挿入されている。
実は、こうしたプロットは「るろうに剣心」と同じである。
「るろ剣」も、剣心が既に一人前になった状態から登場し、物語の後半でそうなるまでの回想編が挿入されている。
長期連載には有効なプロットなのだろう。
本作は、プロットの速さ以外にも登場人物をわかりやすくするための工夫がなされている。
言うまでもなく、主要キャラ達への色付けである(名字と、髪の色)。
主要キャラ達に色が付いていることにより、読者(視聴者)は誰が主要キャラなのか一発で理解できるようになっている。
スポーツ漫画(アニメ)はどうしても人数が多くなってしまうので、キャラを混同しやすい。
それに対する配慮だと思われるが、こうしたキャラの描き分けは今までありそうでなかったと思う。
そうした読者(視聴者)に対する気配りのおかげで、物語に没頭しやすくなっているのではないかと思う。
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