TVアニメ「月とライカと吸血姫」公式アカウント (@LAIKA_anime) / Twitter
スタッフ 原作:牧野圭祐(小学館「ガガガ文庫」刊)
キャラクター原案:かれい
監督:横山彰利
シリーズ構成:牧野圭祐
キャラクターデザイン:加藤裕美
助監督:川口太詩
美術監督:金子雄司
美術デザイン:平澤晃弘
プロップデザイン:岩畑剛一 鈴木典孝 ARVO-DESIGN
色彩設計:松山愛子
撮影監督:今泉秀樹
編集:廣瀬清志
音響監督:濱野高年
音楽:光田康典
アニメーション制作:アルボアニメーション
イリナ・ルミネスク:林原めぐみ
レフ・レプス:内山昂輝
アーニャ・シモニャン:木野日菜
ミハイル・ヤシン:日野聡
ローザ・プレヴィツカヤ:小松未可子
スラヴァ・コローヴィン:土師孝也
ヴィクトール中将:てらそままさき
ナタリア:井上喜久子
フョードル・ゲルギエフ:緒方賢一
リュドミラ・ハルロヴァ:M・A・O
モジャイスキー博士:青山穣
セミョーン・アダモフ:浦尾岳大
ユスティン:白石稔
ジョレス・リムスキー:夏目響平
サガレヴィッチ:樫井笙人
フランツ・フェルマン:山谷祥生
ナレーション:東地宏樹
60年代ロシアっぽい国の宇宙開発計画と、それに翻弄される青年軍人たちの群像劇。
そこに吸血鬼が関わってくるという異色のテイストだが、うまく溶け込んでおり無理矢理感はなかった。
時折流れるジャズがいいアクセントになっており、異国情調が醸し出されていた。
プロットはシンプルで一直線。
迷ったり分からなくなることはないだろう。
意外と政治劇の要素も少なく、国家間の対立や権力闘争などはほとんど描かれていない。
友情、愛情、努力、成功という懐かしい主題がちりばめられていて見やすいが、その分見応えは落ちる。
今どきこのまま大団円で終わるわきゃないと思ったら、大団円で終わり、しかも薄甘ったるい着地で締めていて、「うわぁ…」となった。
申し訳程度に政治のスパイスをまぶしていたが、足りない足りない。
ラストで主人公をどん底に突き落としてもよかったのに。
とはいえ、作画いいし、世界観も雰囲気があって最後まで楽しめる作品。
ロシア、ジャズ、宇宙開発などにピンと来た方はぜひ。
吸血鬼要素はあんまりない。
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