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機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2全話感想

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機動戦士ガンダム 水星の魔女 - Wikipedia

機動戦士ガンダム 水星の魔女 (@G_Witch_M) / Twitter

放送

2023年4月~2023年7月

制作:スタッフ

企画・制作:サンライズ

原作:矢立肇/富野由悠季

富野由悠季 - Wikipedia

監督:小林寛

シリーズ構成・脚本:大河内一楼

キャラクターデザイン原案:モグモ

キャラクターデザイン:田頭真理恵/戸井田珠里/高谷浩利

メカニカルデザイン:JNTHED/海老川兼武/稲田航/形部一平/寺岡賢司/柳瀬敬之

チーフメカアニメーター:久壽米木信弥/鈴木勘太/前田清明

副監督:安藤良

設定考証:白土晴一

SF考証:高島雄哉

メカニカルコーディネーター:関西リョウジ

設定協力:HISADAKE

プロップデザイン:絵を描くPETER/えすてぃお

コンセプトアート:林絢雯

テクニカルディレクター:宮原洋平

美術デザイン:岡田有章/森岡賢一/金平和茂

玉盛順一朗/上津康義

美術監督:佐藤歩

色彩設計:菊地和子

3DCGディレクター:宮風慎一

モニターグラフィックス:関香織

撮影監督:小寺翔太

編集:重村建吾

音響監督:明田川仁

音楽:大間々昂

製作:バンダイナムコフィルムワークス創通MBS

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主要人物:声優

スレッタ・マーキュリー:市ノ瀬加那

ミオリネ・レンブラン:Lynn

グエル・ジェターク:阿座上洋平

エラン・ケレス:花江夏樹

シャディク・ゼネリ:古川慎

ニカ・ナナウラ:宮本侑芽

チュアチュリー・パンランチ:富田美憂

デリング・レンブラン:内田直哉

サリウス・ゼネリ:斧アツシ

ヴィム・ジェターク:金尾哲夫

ニューゲン:勝生真沙子

カル:小宮和枝

ネボラ:沢海陽子

ゴルネリ:斉藤貴美子

ラジャン・ザヒ:花輪英司

ラウダ・ニール:大塚剛央

フェルシー・ロロ:高田憂希

ペトラ・イッタ:広瀬ゆうき

セセリア・ドート:山根綺

ロウジ・チャンテ:佐藤元

プロスペラ:能登麻美子

マルタン・アップモント:榎木淳弥

ヌーノ・カルガン:畠中祐

オジェロ・ギャベル:KENN

ティル・ネイス:天﨑滉平

リリッケ・カドカ・リパティ:稲垣好

アリヤ・マフヴァーシュ:島袋美由利

ノレア・デュノク:悠木碧
ソフィ・プロネ:井澤詩織
オルコット:三上哲

OP「slash」yama

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ED「Red:birthmark」アイナ・ジ・エンド

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感想

プラント・クエタのテロ事件からアーシアンとスペーシアンの抗争、ベネリット・グループ内の権力闘争、ガンダムの存在意義、そしてプロスペラの目論見が明らかになっていく。

ガンダムらしい複雑な世界観と硬派な表現に毎週毎週ワクワクさせられていたが、Season2後半から暗雲が立ちこめ、『いや、そんなはずがない、ガンダムがこんなグダグダに終わっていくはずがない、きっと全部Season3でもっと大きな話になって見事に全てが回収されるはずだ!』と祈っていたものの、グダグダのまま無理矢理風呂敷を畳んで終了。

24話視聴後の失望感がハンパなかった。

ミオリネが地球に交渉に行き、その機会を狙ってプロスペラが私怨のためにさらにアーシアンとの関係を引っかき回すところまではガンダムらしくてよかった。

しかしその後からが問題。

 

Season2プロットの柱である総裁選はいつの間にか反故に、クソでかいクワイエット・ゼロが突如動き出し、秘密兵器のはずのガンダムは量産型の如くプロットの都合でポンポン登場。

いまだに決闘でコロコロ変わる関係性、中途半端に歩み寄るアーシアンとスペーシアンの学生たち、後半突如都合よく現れる宇宙議会連合なる組織、都合よく覚醒するデリング、都合良く使われるノートレット(ミオリネの母)、意味不明なまま宇宙区域ごと破壊しようとする議会連合、界王拳みたいに際限なくレベルアップするパーメットスコア、そして極めつけはラストで覚醒し魔法少女のような気持ち悪い動きを見せるエアリアル……

眉を顰め呆然としている間になぜかクソでかいクワイエット・ゼロが消滅し(理由不明)、あらゆる設定や伏線をエピローグで言い訳のようにさっさと回収して終了。

毎週毎週ワクワクし、各話最低でも4、5時間はかけて解説を書いてきた時間と労力を返してほしいと本気で思った。

 

水星の魔女の設定なら少なくともSeason3、あるいはSeason4までいってようやく全て回収できるぐらいなのに、20話ぐらいで突然無理矢理風呂敷をたたみ始めたのは、恐らく制作陣とスポンサーの折り合いが付かなかったのだろう。

Season2中盤ぐらいでSeason3がないことが決定し、広げに広げた風呂敷を無理矢理畳んだのだと推察する。

人気はあったと思うのだが、やはり表現の硬派さが祟ったのか、難解すぎる世界観がもはや受け入れられないのか(ガンダムでそれはない気もするが)、モビルスーツがイマイチでガンプラが売れてないのか……

いずれにしてもこのSeason2後半はどう考えても失敗としか言いようがなく、着地点がこれだと、言いたくないけど駄作と言わざるを得ない。

本当にもったいないし、制作陣に最後までやらせてあげれば歴史的なガンダム、歴史的なアニメになれたはずなのに……

本当にため息しか出ない。

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