TVアニメ『炎炎ノ消防隊』公式|壱ノ章、弐ノ章、好評配信中! (@FireForce_PR) / Twitter
原作:大久保篤(講談社「週刊少年マガジン」連載)
監督/シリーズ構成:南川達馬
キャラクターデザイン/総作画監督:守岡英行
総作画監督:小堺能夫、徳田夢之介
キーアニメーター:三輪和宏
メインアニメーター:大梶博之、松浦 力、廣原寧人
色彩設計:佐藤直子
美術監督:高峯義人、宮里和誉
撮影監督:元木洋介
CGディレクター:高野慎也
VFX:大橋 遼 編集:廣瀬清志
音響監督:明田川仁
音楽:末廣健一郎
アニメーション制作:david production
森羅日下部:梶原岳人
アーサー・ボイル:小林裕介
秋樽桜備:中井和哉
武久火縄:鈴村健一
茉希尾瀬:上條沙恵子
アイリス:M・A・O
環古達:悠木碧
ヴァルカン・ジョゼフ:八代拓
ヴィクトル・リヒト:阪口大助
レオナルド・バーンズ:楠大典
カリム・フラム:興津和幸
フォイェン・リィ:日野聡
オニャンゴ:宝亀克寿
グスタフ 本田:土師孝也
武能登:小西克幸
蒼一郎・アーグ:チョー オグン・モンゴメリ:古川慎
プリンセス火華:Lynn
トオル岸理:河西健吾
火代子黄:大原さやか
アサコ・アーグ:金元寿子
新門紅丸:宮野真守
相模屋紺炉:前野智昭
ヒカゲ&ヒナタ:赤尾ひかる
象日下部:坂本真綾
アロー:内山夕実
ハウメア:釘宮理恵
ヨナ:松岡禎丞
フレイル:乃村健次
ミラージュ:千葉進歩
アサルト:小林親弘
Dr.ジョヴァンニ:青山穣
カロン:安元洋貴
烈火星宮:関智一
ジョーカー:津田健次郎
因果春日谷:島袋美由利
リサ漁辺:朝井彩加
パート・コ・パーン:小野大輔
スコップ:伊藤健太郎
ヤータ:速水奨
第1期から継続したストーリー。
中華半島でアマテラスと伝道者の秘密に触れ、灰島重工に潜入し、白装束や柱が物語に深く関わってき、ぼんやりとゴールが見えてくる。
設定がやや複雑で独自の概念も多いため、ながら観してると重要なところを逃してしまうから気を付けたい。
本作は謎を引っ張って少しずつ明らかにしていくプロットを採用しているので、どうしてもストーリーに疾走感が出ない。
しかし、要所要所で入る日常回や修行回、主要キャラの掘り下げ回がいいスパイスとなり、中だるみを防ぐ効果があった。
昔のアニメのように最初に長い修行回が続き、そこからじっくりじっくり謎を追っていったとしたら持たなかっただろう。
第24話なのに修行回で終わったのはちょっと鼻をつままれた感じがしたが、続編に対する引きとしては秀逸。
第1期終了後にお笑い芸人たちが本作の設定や裏話などを話す回があり、本作に出てくる炎の扱い方(火災現象等)が科学的に理に適っていて、実際に起こる火災現象も登場するということを専門家を交えて紹介していた。
作者も執筆時に相当取材されたらしい。
このことから、本作が単なる属性漫画とは一線を画していることがわかる。
少年漫画もいつのまにかレベルが上がったものだ。
幼少期、かめはめ波だの北斗百烈拳だので喜んでいた自分が恥ずかしくなる……
今期も素晴らしい出来で間違いなく傑作なのだが、鬼滅フィーバーと進撃の最終章への期待感に飲まれていまいち盛り上がりに欠けてしまったのがもったいない。
個人的には鬼滅よりも断然推している作品。
鬼滅疲れの人にも是非観てほしい。
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以下ネタバレあり
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灰島重工編で登場するナタクと優一朗の関係性。
最初は単なる胸くそ悪い虐待だと思っていたら、ナタクが実は親からの過度な期待に押しつぶさそうになっていて、「弱いままでいてくれ」という虐待者優一朗の想いに安堵感を覚えるという着地には正直驚いた。
肉体的には虐待なのだが心は救済しているという複雑な関係性。
今後どうなるのか密かに本筋より気になる。
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