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アニメ『魔道祖師』公式 (@mdzsjp) / Twitter
仙術使いの名家である仙門百家、その中でも特に名家とされるのが
- うんむジャン氏(雲夢江氏)
- こそラン氏(姑蘇藍氏)
- らんりょうジン氏(蘭陵金氏)
- きざんウェン氏(岐山温氏)
- せいがニエ氏(清河聶氏)
の五大世家。
さらにその中で”きざんウェン氏(岐山温氏)”が最も強く、横暴で、民を苦しめていた。
そんな”きざんウェン氏(岐山温氏)”を残りの四氏が中心となって討伐。
そこに主人公のウェイ・ウーシエン(魏 無羨)も参加し、”ウェン(温)氏”討伐に抜群の功績をあげる。
しかし、彼の邪悪な力を恐れた仲間たちは、結託して功労者であるウェイ・ウーシエン(魏 無羨)を殺害する。
物語上の架空の年号。
玄正二十年は”きざんウェン氏(岐山温氏)”討伐の戦争中。
”きざんウェン氏(岐山温氏)”が大勢で山を捜索していると、大量の死体を発見。
死んでいるのも味方のウェン氏たち(着物の柄が同じ)。
笛の音が聞こえてくると、死体が起き出す。
「あの鬼笛…陳情(ちんじょう)だ」
- 鬼笛
死体を蘇らせる法具。
- 陳情
夷陵老祖(いりょうろうそ)=ウェイ・ウーシエン(魏 無羨)が使う笛。
”きざんウェン氏(岐山温氏)”からしたら天敵ともいえるウェイ・ウーシエン(魏 無羨)=夷陵老祖(いりょうろうそ)が吹く笛なので誰もが知り、恐れている。
彼が本作の主人公。
- 姓
ウェイ(魏)
- 名
イン(嬰)
- 字
ウーシエン(無羨)
- 号
夷陵老祖(いりょうろうそ)
- 術
死体を操る鬼道
中国名についてはこちらを参照
”きざんウェン氏(岐山温氏)”一行は味方が生き返り襲ってきたので驚いて動けなくなっている。
恐らくウェイ・ウーシエン(魏 無羨)はこのような作戦で次々と”きざんウェン氏(岐山温氏)”の部隊を撃破していったのだろう。
敵味方どっちが死んでも鬼笛で自分のための軍勢にできるから、チートみたいな存在。
先の戦いから五年後。
夷陵老祖(いりょうろうそ)=ウェイ・ウーシエン(魏 無羨) が死んだ。
殺したのはジャン・チョン(江 澄)←第二話から登場。
”きざんウェン氏(岐山温氏)”を討伐した四世家”うんむジャン氏(雲夢江氏)”、”こそラン氏(姑蘇藍氏)”、”らんりょうジン氏(蘭陵金氏)”、”せいがニエ氏(清河聶氏)”で乱葬崗(らんそうこう)=ウェイ・ウーシエン(魏 無羨)の根城を討伐した。
夷陵老祖(いりょうろうそ)=ウェイ・ウーシエン(魏 無羨)と”うんむジャン氏(雲夢江氏)””こそラン氏(姑蘇藍氏)””らんりょうジン氏(蘭陵金氏)””せいがニエ氏(清河聶氏)”は”きざんウェン氏(岐山温氏)”討伐で手を組んでいた。
それが冒頭の戦い。
ただ、”うんむジャン氏(雲夢江氏)”はウェイ・ウーシエン(魏 無羨)によって滅亡寸前にまで追い詰められた。それがいつなのかはたぶん物語のどこかで分かる。
- 陰虎符(いんこふ)
死体を操るための法具。
ウェイ・ウーシエン(魏 無羨)が発明。
第一話後半で登場。
- 「脱舍(だっしゃ)して生き返ったりしないのか?」
脱舍=他人の身体を乗っ取ることで自分の魂が蘇ること。
「修行者の仙師たちが乱葬崗(らんそうこう)で陣を張っても反応はなかった」
ウェイ・ウーシエン(魏 無羨)が脱舍して蘇ろうとするだろうと思い、先につかまえるための陣を張って待っていたのだろう。
しかし、反応はなかった。
この雑談では夷陵老祖(いりょうろうそ)=ウェイ・ウーシエン(魏 無羨)の魂は塵と化したらしいと結んでいる。
- 父親
ジン・グアンシャン(金 光善)。”らんりょうジン氏(蘭陵金氏)”の前宗主。
- 母
モー(莫)婦人の妹。
モー・シュエンユー(莫 玄羽)は隠し子。
元々父方の”らんりょうジン氏(蘭陵金氏)”の元にいたが追い出され、母方のモー(莫)家に居候することとなった。
モー(莫)家の人間から虐待を受けており復讐のためウェイ・ウーシェン(魏 無羨)を復活させる。
モー・シュエンユー(莫 玄羽)が行なっている呪術のこと。
悪霊に魂を捧げ、願いを叶えてもらう。
モー家の子息。
モー・シュエンユー(莫 玄羽)を蹴ってるデブの方。
他家から居候しているモー・シュエンユー(莫 玄羽)をずっといじめている。
子分のチビは覚えなくてOK。
「たしかに父親は仙門の宗主だろうが、お前は所詮隠し子だ」
モー・シュエンユー(莫 玄羽)の父親、ジン・グアンシャン(金 光善)のこと。
既にウェイ・ウーシェン(魏 無羨)の魂がモー・シュエンユー(莫 玄羽)の体に入っている。
ここから第二話の終わりまで、モー・シュエンユー(莫 玄羽)の体に中身はウェイ・ウーシェン(魏 無羨)で話が進んでいく。
本ブログではモー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)と表記する。
禁術で目覚めた鬼神は必ず願いを叶えないと呪いに体を蝕まれる。
しかしウェイ・ウーシェン(魏 無羨)を召喚したモー・シュエンユー(莫 玄羽)はその願いを告げずに体を明け渡した。
モー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)はモー・シュエンユー(莫 玄羽)の願いが何なのかを探さなくてはならない。
対象が自分をいじめているモー・ズーユエン(莫 子淵)ということはだいたい分かるが、具体的に何をすればいいのか?
あとで分かる
- せんし
○仙師
×戦士
仙術を使う仙門家の道士のこと。
モー家荘の裏山で人を襲った屍を退治しに来る。
話の途中で空を影が二つ通り過ぎていく←仙師が空を飛んでいる。
モー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)がロバでモー・ズーユエン(莫 子淵)を追いかけてる時、その飛んでいる仙師が見える。
- ラン・ユエン(藍 愿)
字呼びだとラン・スージェイ(藍 思追)
- ラン・ジンイー(藍 景儀)
二人とも”こそラン氏(姑蘇藍氏)”の若者。
低級妖魔退治だと思っていたので、下っ端を派遣したのだろう。
白い服と抹額(まっこう:鉢巻)が”こそラン氏(姑蘇藍氏)”のトレードマーク。
妖魔は夜出るので、妖魔退治を「夜狩り」という。
モー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)は、仙士の鉢巻を見て「巻雲紋の抹額」(けんうんもんのまっこう)=”こそラン氏(姑蘇藍氏)”のユニフォームだとすぐ気づいた。なぜなら中身のウェイ・ウーシェン(魏 無羨)は彼らと共に戦い、後に敵対して死んだから。
- 召陰旗(しょういんき)
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)が過去に発明した法具。
人の気を餌に魔物などを呼び寄せる旗。
”こそラン氏(姑蘇藍氏)”の若者はこの法具を使い邪祟(じゃすい)を呼び寄せる作戦。
- 邪祟(じゃすい)
怨念の集まり。実態はない。
妖魔とは違う。
ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)の魂を召喚した献舎の術は失われた禁術。
痴れ者がどうやって知った?
また、どうやってウェイ・ウーシェン(魏 無羨)を召喚した?
おそらく長い長い伏線になっている。
ラン・ジャン(藍 湛)=含光君(がんこうくん)への愚痴。
第一話最後に出てくる。
乱葬崗の戦いで自分を討伐したラン・ジャン(藍 湛)の属する”こそラン氏(姑蘇藍氏)”の若者が、自分が発明した法具(召陰旗:しょういんき)を使っているという皮肉。
モー・ズーユエン(莫 子淵)の死体を眺めているモー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)。
このとき、モー・ズーユエン(莫 子淵)の胸に召陰旗(しょういんき)があることを発見したのだろう。
モー・ズーユエン(莫 子淵)が邪祟(じゃすい)に生気を吸い尽くされて死亡。
左手がなくなっている。
モー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)は錯乱したふりをしてモー・ズーユエン(莫 子淵)の死体を蹴る。
ひっくり返ったモー・ズーユエン(莫 子淵)の胸から召陰旗(しょういんき)が。
召陰旗(しょういんき)は邪祟(じゃすい)を引き寄せる。
これを胸に持っていたモー・ズーユエン(莫 子淵)は邪祟(じゃすい)に襲われて死んだことが明白。
では彼は自ら召陰旗(しょういんき)を胸にしまったのか?
盗み癖があった?
それとも誰かにハメられた?
献舎の術でモー・シュエンユー(莫 玄羽)がかけた呪いのうち一つがモー・ズーユエン(莫 子淵)殺害だったらしい。
そこからモー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)は、モー・シュエンユー(莫 玄羽)の呪いがモー・ズーユエン(莫 子淵)、莫婦人、子分の三人の殺害だと予測する。
モー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)は自分が発明した召陰旗(しょういんき)で自分を蘇らせたモー・シュエンユー(莫 玄羽)の望みを偶然叶えたことに感嘆する。
忍び寄る何か。
実態がないので恐らくこれは邪祟(じゃすい)。
子分の口から侵入し、妖魔化させる。
左腕が発達したことに注意。
中身は鬼道の達人ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)なので、こんな下級妖魔程度に恐怖心などない。
子分に取り憑いた邪祟(じゃすい)がお札で一旦出て行った。
この時点でラン(藍)氏二人は、敵は怨霊だと推測し、侵入痕跡を測る斥霊符(せきれいふ)の陣を張る。
この陣内に怨霊が入ると陣が壊れる。
しかし陣は壊れていないので、ラン(藍)氏の若き仙師たちは、敵は怨霊ではないと知る。
七日で一人殺すものを「警戒すべき怨霊」と夷陵老祖(いりょうろうそ)=ウェイ・ウーシエン(魏 無羨)は定めた。
今夜襲ってきた何者かは既に二人殺しているので、怨霊よりも邪悪。
ちなみに、目の前にいるのが夷陵老祖(いりょうろうそ)=ウェイ・ウーシェン(魏 無羨)なのだが、見た目はモー・シュエンユー(莫 玄羽)なので若者たちにはそれが分からない。
味方への救援信号。
モー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)は巻雲紋(けんうんもん)の花火を見て「嫌な予感がするなあ…。もし知ってる奴が来たら…」とつぶやく。
予感通り旧知の仲のラン・ジャン(藍 湛)=含光君(がんこうくん)が救援に駆けつける。
献舎の呪いの傷が三本とも消えた。
モー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)の推理通り、呪いの対象はモー・ズーユエン(莫 子淵)、子分、母親の三人。
ラン・ジンイー(藍 景儀)が仲間のラン・スージェイ(藍 思追)に「気をつけろ!」と言った直後、モー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)がラン・ジンイー(藍 景儀)を蹴った。
すると妖魔の手がラン・ジンイー(藍 景儀)の衣に触れ、妖魔は怯んだ。
ラン・スージェイ(藍 思追)が「衣の呪文が効いている。今だ!」と言う。
もともと”こそラン氏(姑蘇藍氏)”の二人は夜狩りのために衣に術を施していたらしい。
若干怯むモー婦人。
”こそラン氏(姑蘇藍氏)”の二人で恐らく邪祟(じゃすい)を封じ込める陣を張ったが、破られた。
モー・シュエンユー(中身ウェイ・ウーシェン)はモー・ズーユエン(莫 子淵)の死体を操る。
鬼道を使えばさすがに仙士である”こそラン氏(姑蘇藍氏)”の若者にも自分が伝説の夷陵老祖(いりょうろうそ)=ウェイ・ウーシエン(魏 無羨)だとバレるかもしれないが、仕方なく。
ラン(藍)氏たちも何か勘付く。
襲ってきた息子を見て一瞬我に帰るモー婦人。
子を思う愛情がそうさせた?
しかし、また邪祟(じゃすい)に乗っ取られる。
モー婦人が突然重力系の術で攻撃される。
助っ人にラン・ジャン(藍 湛)=含光君(がんこうくん)登場。
月をバックにする演出は冒頭の夷陵老祖(いりょうろうそ)登場シーンでも使われた。
中華的な美しさ。
ラン・ジャン(藍 湛)は琴で様々な術を使う。
重力攻撃はその一種。