「今から100年以上前、人類にある天敵が現れた。彼らと人類の間には、圧倒的な力の差が存在し、たちまち人類は絶滅の危機を迎えたー」
これはレイス家が「始祖の巨人」の力で改竄してきた記憶。
本当の歴史はまた違う。
詳しくは今後ストーリーを追うごとに明らかになっていく。
「しかし、845年ーー」以降は実際に起こったこと。
髭のおっさんは駐屯兵団指揮官。
訓練兵のみの補給班を残して内地に帰還するつもり。
つまり、体良く見殺しにする。
訓練兵もそのことはお見通し。
第6話でミカサは上官の命に背き、前衛部隊の応援に来た。
他の兵士も撤退しようとしていない。
理由は補給班が動かないことによるガス切れ。
補給班は上官が撤退したことで戦意喪失、立体機動装置に必要なガスを兵士に補給せず本部に籠城。
そこに巨人が集まってきているので余計に動けない。
アニ「ライナー、どうする?」
ライナー「まだだ、やるなら集まってからだ」
一見ガス補給作戦について話しているように聞こえるが、本当の意味は多分こう。
アニ「ライナー、トロスト区の内門破壊はどうする?」
ライナー「まだだ、やるなら他の兵士が集まってから巨人化し、そいつらをまとめて殺してからだ」
訓練兵。
この後ライナーたちに見殺しにされる。
だいぶ後でも回想されるので覚えておこう。
エレンは生きてる。
アルミンの涙や台詞でエレンの死を印象付けておいて、後に復活させる。
ミカサはアルミンの様子からエレンの死を悟り、絶望する。
しかし次の瞬間にはもう「エレンは生きている」という根拠のない希望に変わっている。
ミカサのエレンへの愛情や信頼はそこまで強い。
だからアルミンを責めたりもしない。
エレンを真似たのか?
ミカサは両親を失ったことを思い出している。
一瞬死を覚悟したミカサだが、ここでまたアッカーマンの血が再度覚醒。
立体機動なしで巨人に立ち向かう。
ミカサの後ろからも巨人が。
これはエレン。
巨人化したエレンがミカサに「戦え」というシグナルを送っていたのか?
髭の巨人に食われた後、エレンはグリシャから継承した「進撃の巨人」になった。
ちなみに、設定上9つの巨人の継承者の骨髄液を摂り込むとその巨人を継承できるのだが、髭の巨人がエレンの骨髄液を摂り込む前にエレンは巨人化したのでセーフ。
もし髭の巨人がエレンの骨髄液を摂り込んでいたらこのおっさんが「始祖の巨人」と「進撃の巨人」を継承していた…
ミカサは自分勝手な作戦を執ったと反省。
また、そうしたにも関わらず自分の都合で死のうとした無責任さにも気づく。
ミカサはここで兵士という立場やその使命を再確認した。
キャラクター引用サイト:https://shingeki.tv/season1/character/#0
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