本記事は完全ネタバレ解説です。
ご注意ください。
ヒストリア・レイスがクリスタの本当の名前。
王家の末裔。
後々分かってくる。
訓練兵時代に行った雪山訓練。
細かい時期、場所は不明。
クリスタ、ダズ、ユミルが行方不明になっている。
ダズはモブキャラ。
怪我をしたダズをクリスタが助けようとし、それに付き合ってユミルも一緒に迷った。
クリスタは「良い人」だと思われたい、と同時に死への欲求がある。
それら二つを獲得するため、ダズを助けるという名目で死のうとしているのをユミルに見抜かれた。
クリスタはレイス王の妾の子。
レイス家の跡取りとなったことで命を狙われるようになったが、名を偽ってつつましく生きることで見逃されてきた。
訓練兵には無理矢理入れられたらしい。
そもそもそうやって命を狙われているので、自分の生に執着がない。
ユミルはその話を聞き、クリスタを探すために訓練兵に志願した。
ユミルは元々マーレの孤児。
巨人の始祖ユミルと同じ名前ということでエルディア人に崇拝されていたが、マーレ当局に見つかり「楽園送り」(無理矢理巨人にされ、パラディ島に捨てる)になった。
その後マルセルを捕食し、壁の中にまぎれ、最終的に訓練兵に。
ユミルは大人たちに勝手にあがめられ、捨てられた自分とクリスタを重ね合わせた。
だが当のクリスタは妙な自殺願望があり、ユミルは見ていてイライラしていたらしい。
もしかしたらユミルは「楽園送り」になる前まで今のクリスタと同じように消えてしまいたいと思っていたのかも。
しかし「無垢の巨人」としてパラディ島を60年ほどさまよったあげく、マルセルを捕食して人間に戻るチャンスを得た。
だからクリスタにもチャンスはあると思っている。
ユミルはダズを崖から落とすといい、先にクリスタを蹴落とした。
クリスタが木にぶつかり雪に埋もれていると、一瞬強い光が。
この瞬間ユミルは巨人化し、ダズを麓近くに運び、巨人化を解く。
ユミルとダズが消えたのでクリスタは一人麓へ。
エレンたちが聴いた音はユミルが巨人化した音。
小屋の中で震えている。
寒さもあるだろうが、もしかしたら巨人化したユミルを見たことによる恐怖もあるのかも。
ユミルがどうやって崖からダズを運んだのかを教える代わりに、クリスタは元の名前=ヒストリアを名乗って生きること。
場面転換し、現在(ウトガルト城)へ。
今がその約束の時。
(ユミルは自分が巨人であると雪山で明かしたのではない)
ユミルはマーレで大人に祭り上げられ、そして大人に捉えられ「楽園送り」となった。
その後マルセルを捕食し、偶然人間に戻った今、今度は自分のために生きようとしている。
つまり、クリスタを助けることが自分のやりたいこと、自分のための行動。
コニー、クリスタはユミルが巨人になったことに驚いている。
クリスタもここで初めて知った。
一方、ライナーとベルトルトはユミルが巨人になったことに驚いているのではなく、ユミルがマルセルを捕食した巨人だったことに驚いている。
当然ユミルに「顎の巨人」が継承されたこともここで理解した。
恐らくライナーたちはここでユミルを自分たち側に引き入れようと考え始めたのだろう。
ライナーは色々と考えすぎてクリスタの足を握り潰そうとしてしまう。
ユミルは塔が崩れるのを気にしながら皆のために巨人と闘う。
これは彼女が見透かしたクリスタの「良い人と思われて死にたい」という考え方と一緒。
つまりユミルはクリスタにある種の同族としての愛憎を抱いている。
ウトガルト城に向かっていたハンジ隊がようやく到着。
ウトガルト城に攻めてきた巨人掃討。
一命はとりとめる。
大けがをしているが、「9つの巨人」継承者なので死なない。
クリスタの本当の名前。
これから徐々にその出自が明かされる。
キャラクター引用サイト:https://shingeki.tv/season2/
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
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