本記事は完全ネタバレ解説です。
全話通してのネタバレが掲載されています。
必ず全話視聴後にお読みください。
ヒストリア←エレン捕食拒否
エレン←父親の所業を知ってうちひしがれる
ロッド←巨人化(でかいから時間かかる)
ケニー←とりあえず見物
ケニー班←リヴァイ班を待ち伏せ
リヴァイ班←エレンとヒストリア救出
ロッド・レイス巨人化で洞窟が崩壊しそう。
エレンとヒストリアの元に到着したリヴァイ班も身動きができない。
どうやってここから脱出するか?
エレンが巨人化すればなんとかなるかもしれないが、本人は満身創痍。
エレンはふと瓶を発見する。
そこにはマーレ語で「ヨロイ」と書いてある(マーレ語は日本語のカタカナの位置を変形させたものなので読もうと思えば読める)。
恐らくこれは過去の「鎧の巨人」の脊髄液。
エレンがなぜそれを読めたのか?
恐らくロッドとヒストリアに触れたことで「始祖の巨人」の記憶が目覚めたから。
本作の主題である「選択」を迫られるエレン。
「鎧の巨人」の瓶を噛み砕き、一時的に鎧の能力を得たエレンは、一か八か硬質化能力を発揮し、なんとか仲間を守る。
エレンはこれで硬質化能力を獲得。
この能力でウォール・マリアの穴を塞ぐことができる。
ウォール・マリアを巨人から奪還することができれば、エレンの生家の地下室に到達できる。
実はここがプロットの本筋。
リヴァイ班とエルヴィン率いる本隊が合流。
エルヴィンは巨人化したロッドがオルブド区に向かっていると推察。
巨人化したロッド・レイスがオルブド区を目指す理由は次話で語られる。
なお、ロッド・レイスがオルブド区に住んでいたとか、何らかの思い出があるからと考察している人もいるが、無垢の巨人にはそんな知性はない。
「不戦の契り」の再確認。
レイス家の者が「始祖の巨人」を継承しても、初代王の呪い(?)が発動し、巨人を駆逐できない。
今後も重要となる要素なので覚えておきたい。
自分を巨人化したロッドに喰わせ、ロッドに「始祖の巨人」を継承させる。
するとロッドはまた人間に戻れる。
その後ロッドから「不戦の契り」を取り除くことができれば、あとは「始祖の巨人」の巨人操作能力を使って巨人たちを自滅させたり、人類を襲ってこられないようにできる。
ロッド・レイスが「始祖の巨人」を継承した後に発動される「不戦の契り」を除去できる確証がない。
また、「始祖の巨人」には人類の記憶改ざん能力もあるので、「不戦の契り」を除去できたという記憶を人類に植え付ければいいだけ。
つまり、レイス家に「始祖の巨人」が戻ること自体が危険。
ヒストリアは、グリシャがそうした状況を危惧してレイス家を襲い、「始祖の巨人」を奪ったと推察。
失っていた記憶がまた少し戻った。
話の流れからだんだん方向性が見えてくる。
エレンをロッドに喰わせても意味ない
二度とレイス家に「始祖の巨人」を渡すべきではない(ヒストリアにも)
エレンが「始祖の巨人」を継承していることはチャンス
エレンが硬質化能力を得たことでウォール・マリアの穴を塞ぐことができる
ウォール・マリアが奪還できればエレンの実家の地下室に行ける
グリシャが託した何かを手にすることで今後の人類の方向性が見えてくるかも
ロッド巨人化でプロットが大きく進んだ。
上記の方向性で進めると、巨人化したロッドを殺さなくてはならない。
ヒストリアは自分のエゴ(父に嫌われたくない)でエレンを殺そうとしたことを認め、ロッド殺害を受け入れる決意をする。
巨人化したロッド・レイスを討つことで、正当な王家の血筋はヒストリアのみとなる。
民衆をまとめるにはヒストリアの王位継承が必要。
同期の仲間たちはヒストリアの胸中を理解しているが、本人は任務として受け入れる様子。
これは空気を読んでのことではなく、自分の意志で決めたこと。
「自分の運命に自分で決着をつけさせてください」
巨人化したロッドの討伐隊に参加させてほしいということ。
本来なら女王として危険を避けさせるべきだが、リヴァイは認めた。
キャラクター引用サイト:https://shingeki.tv/season2/
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
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