本記事は完全ネタバレ解説です。
全話通してのネタバレが掲載されています。
必ず全話視聴後にお読みください。
巨人化したロッド・レイスは奇行種。
奇行種はより人間の多い方に向かう習性がある(これは正直後付け臭いが)。
オルブド区民がウォール・シーナ内に移動すると、ロッド・レイスの進行方向が変わる可能性がある。
また、巨人化したロッド・レイスはかなり大きいので、壁を壊すことも可能。
ウォール・シーナを壊されるより突出したオルブド区の壁を壊される方が人類にとってはまだまし。
ただ、そうなったらまた莫大な損害が生じる。
リヴァイ班がオルブド区に到達する前、エレンが「始祖の巨人」の巨人操作能力を試したが、失敗。
エレンの場合は、巨人操作のために「始祖の巨人」+王家の血筋に触れることが必要なのだが、ここではまだ明かされていない。
すぐ隣にヒストリアがいるのがなんとも歯がゆい。
これは諫山先生のいじわるだろう。
馬車が揺れてちょっとでもヒストリアに触れたら力は発動できるはず。
兵団(旧憲兵団、駐屯兵団、調査兵団混合)は混乱を避けるため、オルブド区民に巨人襲来を伝えない。
一方、オルブド区と周辺住民には、訓練と称しいつでも避難できる態勢を整える。
エレンは自分の意見をしっかり言えるようになったヒストリアを見て内省する。
本来は巨人を駆逐するために訓練してきたのに、いつしか巨人化できる自分を特別だと考えるようになった。
それ自体が自分の弱さだということに気づいた。
ただ、この気づきは本編とはあまり関係ないし、エレンの今後の成長にもそこまで深く関わってこない。
エレンはもっと大変なことになっていくので。
エレンが壁の上から見た三人の子供は、かつてのエレン、ミカサ、アルミンを象徴している。
大人になった自分たちは彼らからどう見えているのだろう?
また、今の自分たちが彼らやその家族を守ってやることができるのか?
自分が母親を巨人に喰われたように、彼らの家族も巨人化したロッド・レイスの餌になってしまうのでは……
そんな感傷的な想いを殴って消そうとするところがエレンらしい。
爆弾で飛び散った肉片の中にいる本体のロッド・レイスを探してとどめを刺す。
ヒストリアが斬ったとき、ロッドの記憶に触れた。
ロッドはそもそも巨人駆逐論者だったらしい。
しかし父親からは狂人扱いされ、牢に入れられていた。
その後、兄のウーリが「始祖の巨人」を継承することに。
壮絶な家系に生まれた苦悩をアルマ(ヒストリアの母)に打ち明ける。
その後フリーダが「始祖の巨人」を継承することに。
「私に任せて父さん、先祖の亡霊なんかに私は負けないから」←自分は「不戦の契り」を受け入れないという意味だろう。ロッドがそう教育してきた。
……でもロッドが巨人駆逐論者なら素直にエレンに「始祖の巨人」を持たせておけばいい気がする。
なんでロッドはヒストリアに継承させようとしたのか?
レイス家が「始祖の巨人」を継承しつつ、「不戦の契り」を打破することが重要だったのだろうか?
ケニーに頭を下げる男はウーリ・レイス。
ロッド・レイスの兄。
フリーダの前の「始祖の巨人」継承者。
やつれた子供は幼少期のリヴァイ。
「だから俺はどんな仕事もこなしていける」
言っているのはサネス(ニック司祭に拷問した憲兵)。
金髪の女性は若き日のトラウテ。
ケニーの部下になる。
ケニーを追い詰めた。
ケニー隊は全滅したらしい。
ロッド・レイスの所持品を盗んだのか、それとも別のルートで入手したものを大事に持っていたのか。
これを注射すると恐らく「無垢の巨人」になる。
キャラクター引用サイト:https://shingeki.tv/season2/
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
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