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バジリスク 甲賀忍法帳 全話感想

お色気 バイオレンス バトル ファンタジー ホラー 大人向け 恋愛 歴史 能力 2005年放送

公式動画

www.youtube.com

基本情報

原作:山田風太郎 山田風太郎 - Wikipedia

制作:GONZO GONZO | Animation Studio Japan

監督:木崎文智 木崎文智 - Wikipedia

放送:2005年4月~9月

公式サイトバジリスク〜甲賀忍法帖〜 公式サイト

OP「甲賀忍法帳」陰陽座

|||陰陽座公式庵頁|||

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ED1「ヒメムラサキ」水樹奈々

ヒメムラサキ

ヒメムラサキ

 

ED2「Wild Eyes」水樹奈々

WILD EYES

WILD EYES

 

感想

山田風太郎の原作「甲賀忍法帖」(1958年刊行)をかなり忠実に再現したアニメ。

そもそも原作が 漫画チック、アニメチックな内容なので、アニメ作品になっても全く違和感が感じられない。

また、近年のラノベ原作アニメと違い、ストーリーの骨格や人間の描き方がしっかりしているため、世界観にどっぷりとつかってしまう人も多いはず。

ただし、古い作品だからか、読者(視聴者)への負荷がやや強い。

甲賀伊賀合わせて20人の忍者が次々に登場し、ギリギリまで能力を隠しながら争いあうので、時々誰がどちらサイドでどんな能力だったか思い出せなくて置いていかれる場面があった。

前半から中盤でそれぞれの名前と既にわかっている能力、あと人物相関図をきちんと頭に入れておくと後半も楽に見られるだろう。

 

序盤からエログロ表現を交えた陰惨な殺し合いが続くのだが、その中にも様々な形の愛情が描かれており、胸が苦しくなるような場面や、はらりと泣きそうになるようなシーンも多かった。

あと、第16話の回想シーンはずるい!(凄惨な殺し合いが続く中、いきなりあんなの見せられたら…)

これは原作にはなかったはず。

 

エログロやダークな雰囲気が苦手な方は途中かなりきつい場面もあると思うが、我慢して最後までぜひ見て欲しい(個人的には、典膳の「伊賀攻め」が結構きつかった)。

 

以下本作についての余談。

山田風太郎は、グループバトル、能力バトルの元祖であると言われている。

例えば「ジョジョの奇妙な冒険」第3部以降のような、特殊能力を持った者たちが敵チームと味方チームに分かれて、ギリギリまで能力を隠しながら秘術を尽くして戦いあうという物語を初めて書いたのが本作「甲賀忍法帖」だとか。

この説に対して特に反証を目にしたこともないので、おそらく間違ってはいないのだろう。

 

グループとグループの争いを描くことで、多数のキャラクターを登場させることができ、そこにある人間模様もより複雑に描くことが可能となる。

また、特殊能力者達を登場させることにより、誰がどんな能力を持っているのかというサスペンス要素や、この能力とあの能力ではどちらが強いのかといったワクワク感を演出することができる。

今でこそ当たり前のストーリーだが、これを1958年に書いていたことが驚きである。

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原作

甲賀忍法帖 山田風太郎忍法帖(1) (講談社文庫)

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