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2017年4月~6月
監督:岸誠二
助監督:岩崎光洋、池端隆史
構成・脚本:柿原優子
キャラクター原案:loundraw
キャラクターデザイン:森田和明
美術設定・デザイン:宮越歩
美術監督:安田ゆかり
色彩設計:伊東さき子
撮影監督:中村雄太
編集:平木大輔
音響監督:飯田里樹
音楽:伊賀拓郎
OP/EDアーティスト:東山奈央
音楽制作:FlyingDog
アニメーション制作:feel.
製作:「月がきれい」製作委員会
安曇小太郎:千葉翔也
水野茜:小原好美
比良拓海:田丸篤志
西尾千夏:村川梨衣
山科ろまん:筆村栄心
小笠原大地:金子誠
宮本心咲:石見舞菜香
佐藤節子:鈴木美園
今津美羽:千菅春香
田中さくら:井上ほの花
永原翔:広瀬裕也
稲葉保仁:石井マーク
金子翼:熊谷健太郎
滝沢葵:白石晴香
立花大輔:岩中睦樹
園田涼子:東山奈央
安曇龍之介:岡和男
安曇淳子:井上喜久子
水野洋:岩田光央
水野沙織:斎藤千和
水野彩音:前川涼子
全く期待せずに見始めたのだが、2017年の春アニメの中では1、2を争うほどの出来栄えだった。
何でもない中学生の学園恋愛ものなのだが、学校や家庭、部活、地域行事、修学旅行など、シーンの一つ一つにリアリティがあり、いつの間にか引き込まれてしまった。
一番の見所は、小太郎と茜が人生で初めて「付き合う」という事態になり、戸惑いながらも手探りで関係性を深めていくところ。
その初々しさがあまりにもまぶしすぎて、心が痛くなるほどだった。
三角関係や他の男性からの横やりなどもあるが、ドロドロの愛憎劇には発展せず最後まで一定の清潔感を保っていた。
また、本作は各話のタイトルが有名な純文学作品と同じなのだが、主人公が純文学作家を目指しているという点以外では純文学とはそれほど関係はない。
純文学を読まない人でも普通に恋愛アニメとして楽しめる。
ED後に何回かショートストーリーが挿入されており、そこもかなり楽しい。
中学生の男女の心理をよく研究しているなと感心した。
一つだけ残念なのは、エンディングテーマと同時に〈ネタバレ〉していくところ。
ハッピーエンドではあるのだが、個人的にはそれこそ純文学作品のようにたっぷりと余韻を残して終わって欲しかった。
学生時代に苦い思い出を残している人は、見ると心がやられてしまう可能性もあるので、そこは充分注意してほしい。
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