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【アニメ公式】ソマリと森の神様 (@somali_anime) / Twitter
2020年1月~3月
原作:暮石ヤコ『ソマリと森の神様』
監督:安田賢司
シリーズ構成:望月真里子
キャラクターデザイン:伊藤郁子
サブキャラクターデザイン:大橋幸子、田中穣、吉川美貴
美術監督:ニエム・ヴィンセント
音響監督:濱野高年
音響効果:出雲範子
音楽演出:佐藤恭野
色彩設計:中村千穂
アニメーション制作:サテライト
ソマリ:水瀬いのり
ゴーレム:小野大輔
シズノ:七海ひろき
ヤバシラ:鈴木達央
ウゾイ:早見沙織
ハイトラ:小野友樹
キキーラ:小林ゆう
ローザおばさん:柴田理恵
ムスリカ:速水奨
ヘイゼル:茅野愛衣
コキリラ:関智一
プラリネ:高垣彩陽
人間が絶滅の危機に瀕し、異形種が支配する世界、人間の子供と余命わずかのゴーレムが出会い、共に旅をするという物語。
美しい映像、魅力的で多彩なキャラクター、独特な世界観とかなりポイントが高いはずなのだが、はっきりいって何も入ってこなかった。
まずそれぞれの人物造形が薄い。
最後まで観ても主人公ソマリですらどんな子なのかイマイチ掴めていない。
また、旅の目的もよくわからない(説明はあったかもしれないが忘れた)。
最後に何が言いたかったのかも分からず終了。
視聴後、静かに怒りが湧いてきたほど。
以下邪推だが、恐らくプロットありきで作られているのだろう。
ここでこうなる、ここでこういう事件が起こり、こいつがこう動く、ラストはここに着地して感動的に終了!という風に。
最後、水辺のシーンでちょうどいいタイミングで花が<ネタバレ>する演出はあまりにも狙い過ぎていて、「ほら、ここ感動するところだよ!」「はい、ここ泣くところだから!」と言われているようでシラけてしまった。
人物の心の奥まで入り込み、彼らを動かしていけばもっと面白くなったような気がする。
あと、なんとなくだけど、水瀬いのりありきの作品だった気がする。
正直、水瀬いのりに作品全部を引っ張る力はないと思う。
個人的にはがっかり度が高くて全くおすすめできないが、面白く観られる人もいるはず。