『【推しの子】』TVアニメ公式 (@anime_oshinoko) / Twitter
2023年4月~6月
原作:赤坂アカ×横槍メンゴ(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:平牧大輔
助監督:猫富ちゃお
シリーズ構成・脚本:田中 仁
キャラクターデザイン:平山寛菜
サブキャラクターデザイン:澤井駿
総作画監督:平山寛菜 吉川真帆 渥美智也 松元美季
メインアニメーター:納武史 沢田犬二 早川麻美 横山穂乃花 水野公彰 室賀彩花
美術監督:宇佐美哲也(スタジオイースター)
美術設定:水本浩太(スタジオイースター)
色彩設計:石黒けい
撮影監督:桒野貴文
編集:坪根健太郎
音楽:伊賀拓郎
音響監督:高寺たけし
音響効果:川田清貴
アニメーション制作:動画工房
アイ:高橋李依
アクア:大塚剛央
ルビー:伊駒ゆりえ
ゴロー:伊東健人
さりな:高柳知葉
アクア(幼少期):内山夕実
有馬かな:潘めぐみ
黒川あかね:石見舞菜香
MEM ちょ:大久保瑠美
初回放送が90分という異例の作品。
そこまでしてつまんなかったら大爆死・大炎上間違いなしなのだが、初回から文句なしに面白く、ネットは良い意味で大騒ぎとなった作品。
第1話から最終回かよ?ってぐらいのインパクトがあって心を鷲づかみにされた。
大雑把に言うとアイドルもの、芸能ものだが、そこに生まれ変わりというファンタジー要素が加わり、さらに犯人捜しや推理といったミステリー要素も加わってくるのでとてもリッチな内容となっている。
キャラクターは「クズの本懐」の横槍メンゴ先生。
萌え萌えしすぎないイケメンや美女に、独特の瞳の描き方が印象的で新鮮。
人物造形もしっかりしているので「この人誰だっけ?」となることもない。
プロットはサクサクとこぎみよく進み、しかも過不足なく十分な情報量を含んでいるので重たくもなく、薄っぺらくもなく、とても現代的。
SNSなどのガジェットの使い方も今っぽかった。
引きもほぼ毎回しっかり用意されていて次回が楽しみで仕方ない作品だった。
作画、プロット、世界観、ストーリー、人物描写、ギャグ、サプライズ、熱量……これほど完成度の高い作品は久々。
作中、恋愛リアリティショーで起こったアクシデントが故木村花さんの事件と酷似していると花さんの母親が強い言葉で非難していたが、結果的に放送は継続。
個人的には花さんの出来事と作中の事件はたまたま似ているだけで無関係だと思えたし、世間もそう捉えた様子。
こういったことが起こるのも人気作の証拠だろう。
絶対に観ておくべき作品と断言できる。
第2期も制作決定したらしい。