全てが終わった後、アルミンが回想している。
現在人類の活動領域はウォール・ローゼ壁内まで後退。その外は巨人がうろついている。
…というのはここパラディ島に住んでいる人が思い込んでいる情報で、実はパラディ島の外にも人類はいる。
その辺はおいおい分かってくる。
訓練兵期間は2年もあるらしい。
ちなみにアメリカ海軍のブートキャンプは6週間〜8週間ぐらい。
シャーディス教官の評価を借りて兵士たちの紹介をしている。
一人一人は今後しっかり描かれていくので、特にここで覚えようとしなくても大丈夫。
一瞬見える映像はエレンの過去。
後々語られる。
この格闘訓練は伏線にもなっている。
「俺たちは兵士だ。いくら不利な状況でも逃げてはいけない時がある。相手が何であろうと大砲でも格闘術でも使いこなしてな。それが力を持つ兵士としての責任だと思う」
これは「始祖奪還計画」に選ばれたライナーの戦士としてのプライド。
サボるアニに説教するライナー。
ここは特にライナーとアニの関係性に対する伏線とかではなさそう。
アニは後に「女型の巨人」として出現、独特の格闘術でアニではないかとアルミンにバレる。
そちらへの伏線シーン。
アニがエレンにローキックをかます際、アニの左手がうなじを守っている、これは伏線だと言っている人がいるが、怪しい。
普通に顎を守っているようにも見える。
アニメの同シーンを一時停止で見るともっと分かりやすく顎からこめかみのラインを守っている。
伏線にこだわりすぎると、功名心からまだ誰も指摘していない箇所を見つけてやろうと、そうでないものも伏線に仕立てあげてしまうことがあるので注意が必要。
「なぜかこの世界では、巨人に対抗する力を高めたものほど巨人から離れられる。どうしてこんな茶番になると思う?それが人の本質だからでは?」
意味ありげだが本編とは特に関係ない。
そもそも巨人に対抗する力=巨人の力だし。
「お前は戦士にとことん向かんようだな」
戦士とは9つの巨人を継承した親マーレ派のエルディア人戦士ということ。
うっかり言ってしまったのか?
城壁内で勤務する兵士。
比較的安全。
訓練兵団卒業後、憲兵団に入団できるのは成績上位10名程度。
エレンはジャンの姿に過去の自分を照らし合わせる。
格闘術を行使しジャンを制圧したことでエレンに兵士としての自覚が芽生えてきた。
卒業後は以下の3つの兵団に所属する。
憲兵団
調査兵団
駐屯兵団
調査兵団のマークは翼。
本作における自由の象徴は鳥。
その鳥の翼をトレードマークとした調査兵団が世界に自由をもたらす。
主席ミカサ
2番ライナー
3番ベルトルト
4番アニ
5番エレン
6番ジャン
7番マルコ
8番コニー
9番サシャ
10番クリスタ
ライナー、ベルトルト、アニは文明の発達したマーレから来たので簡単に上位を取れたのだろう。
誰がどの兵団に行くかで人間性を炙り出す。
エレンの理想論や、ミカサのエレンへの想いが自然と描かれている。
これから壁外調査か?
名前はまだ覚えなくても大丈夫。
ちなみに、「超大型巨人」襲来から5年経ち、団長はエルヴィンになっている。
フランツは第5話で壮絶な死に方をする。
いちゃいちゃはその前フリ。
駐屯兵団兵士。
第1話でエレンの母カルラを助けるため巨人に立ち向かうも足がすくみ、エレンとミカサを担いで逃げた。
工兵部隊長に昇格したらしい。
雑用に駆り出されてるのか?
昨日のエレンの演説を聞いて考えを改める者も。
サシャは最初、芋を食いながら登場した。
その時は周りは関わり合いたくないと思い無視していた。
しかし今は盗んできた肉を食いたいと皆が言う。
仲間意識や規律へのいい意味での反発が出てきて、皆成長したことが窺える。
エレンが見ている景色はトロスト区壁内。
防御を固めた門や多数の砲台のカットが映り、巨人の再襲に備ていた。
これはバトル漫画やアニメが中途半端なところで終わる際に使われる台詞。
ここで使ったのは恐らく作者のジョーク。
今度はトロスト区の壁が破壊された。
ということはウォール・ローゼにうようよいる巨人たちがまた入ってくる。
ベルトルト。
キャラクター引用サイト:https://shingeki.tv/season1/character/#0
Ⓒ諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会